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1月の振り返り


縞尾ワヲです。今年は1ヶ月ごとに、振り返り日記をつけてみることにしました。勉強の記録、あったことなどを書いていきたいです。

1.勉強の記録

 昨年の10月から、専門学校のリモート通学で映像翻訳を勉強しています。現在、初級コースの応用編を学んでいるのですが、これもそろそろ大詰めを迎えているところです。
 回を追うごとに、課題のボリュームや難易度も上がっていると感じます。課題を仕上げるまで、私の場合は3分ぐらいの映像を訳すのに8~10時間ぐらいなのですが、結構これに危機感があります。プロの方は大体1時間のドラマを1週間で納品するというのだから、一体どんなテクニックを使っているのか……。経験で対処できる部分は時短できるようにしたいです。
 また、苦手分野だと感じたのが、会話文。案外、スラングや色々なニュアンスを表す言葉なんかが難しいです。前提条件(アメリカ英語かイギリス英語か? とか、会話をしている人物の関係性)を掴むのは得意なのですが、必ずしもロジカルに会話が進むわけではないので難しいです。もっと読解力が欲しい。

2.ステロイド薬で大変なことになった

 実は縞尾ワヲ、喘息持ちです。昨年の秋ごろから症状がひどくなり、吸入ステロイドと内服ステロイド薬で治療をしていました。そうしたら、1月上旬ぐらいに顔はむくれやひどい頭痛など、どえらい副作用が出ました……。
 それまでは、妙に食欲旺盛になったり、朝にスッキリ起きれたりして喜んでいたのですが……。成長期並みに大量のニキビが出たり、夜にトイレで起きたりもしていて、その時点でなんか変だと気づくべきでした。
 今は内服薬はステロイドでないものに変えてもらっていますが、ドーピングの反動か妙に疲れやすくなっています。それとも元に戻っただけなのか。皆さんも、ステロイドには気を付けてください。

3.実印とジェンダーの問題に遭遇

 以前書いた記事の通り、私はXジェンダー(またはノンバイナリー)なのですが、思わぬところでジェンダー問題に遭遇しました。マイカーを親のお古から変えることになり、自分の好みでやっと選べた車で嬉しい反面、マジかーという感じです。

(以前書いた記事)

https://note.com/shimaowaonote/n/nd4a3c6f10a9c

 車を自分の名義で登録するため、実印が必要になったのですが、これでひと悶着です。せっかくなので良い物を作ってプレゼントしたいという親に「女性は苗字が変わる可能性があるから下の名前だけで……」と言われました。
 これはすごくモヤッと来ました。恋愛・結婚は性自認が無く、恋愛感情を人に抱かない私には、非常に扱いに困る問題です。女性として恋愛することも結婚することも求めていないし、恋愛感情というものもよく分からない。それで「自分は結婚しないと思うし、苗字だけが良い」と言ったのですが、結局、名前だけで作られてしまいました……。ハンコ職人さんに悪いので、ちゃんと使うつもりではあるのですが、こんなところでほのかな無理解を感じたくはなかったですね……。
 また、別の話にはなるのですが、結構「実印 作り方」で検索してみると、男女で「どんなのがオススメ!」みたいなのをガッツリ分けてるサイトが多い。そして女性に対しては「結婚後も考えて下の名前だけで作るのがオススメ!」。古い、古いにも程がある……。別にいいんだよ、好きなように作ればいいじゃないか!

4.観た映画の記録

 1月は15本映画を観ました。オススメを2本ほど紹介しておきましょう。

『サウンド・オブ・ノイズ』 


 本記事のトップ画像にしているやつです。静かな町に6人組の「音楽テロ集団」が出没。ある時は病院の手術室に忍び込み、ある時は目出し帽を被って銀行を襲い――あらゆる物を使って、はた迷惑極まりない音楽を奏でます。テロ集団の正体は、奇抜すぎるセンスで音大を退学処分にされた女と、彼女が集めた5人の打楽器奏者です。ちなみにみんな本物のプロだそうで。そのテロ集団に孤軍奮闘するのは、アマデウス刑事。え? 聞き覚えのある名前? ええ、有名な音楽一家の生まれです。ただし彼は極度の音痴で、下手すりゃ音楽が知覚できないかのような描かれ方をされています。彼は音楽テロ集団を相手にし、何か変わるのか。ストーリーははっきり言って分かりにくいのですが、作りこまれた音楽とシュールな絵面が面白かったです。麻酔で寝かせたおじさんのお腹を楽器にするな。

『ゆれる人魚』


 ホラーでミュージカルでロマンス。ポーランド発の、大人向け人魚姫映画です。ゴールドとシルバーという人魚の姉妹は、陸上のクラブでシンガー兼ストリッパーとして成功を掴もうとします。しかし、妹がバックバンドのベーシストに恋をしてしまい、さらに人肉食衝動にも悩むようになり、思いきりダークな方向で話が進みます。これも音楽が素晴らしい。バーレスク風だけでなく、ダンスミュージックやパンクと、非常に多ジャンルな歌を聞かせてくれます。それに、人魚の解釈が「生臭そう」でいいんですよね。上半身は美しい少女なのに、下半身はガッツリ異形なんです。カニバリズム描写やグロい方法で足を得るシーンがありますが、平気な人には是非見て欲しいです。

ではでは。力尽きずに毎月更新したいです。