「すべてがわかる」奄美大島の霊能力者とは?
あなたは、神の存在を信じますか?
宗教を信仰する人が少ない日本では、「信じない」と答える人が多いのではないかと思います。
科学技術の力で発展してきた日本という国には、スピリチュアルなものの捉え方を軽視するような、そんな風潮があります。
でも、奄美大島にはいるのです。心の内面を見抜き、どんな体の不調でさえも言い当てるシャーマン(霊能力者)が……。
申し遅れました、テストが終わってプロ野球のポストシーズンを観る喜びに浸っているたまごやきです。今回も何卒よろしくお願いいたします。
奄美大島の生ける神「ノロ」「ユタ」とは?
奄美大島における霊能力者は、主に二種類あります。どんな違いがあるのか、実際に見ていきましょう!
・ノロ
琉球王朝にゆかりを持つ女性の司祭者。かつては奄美各地の集落に存在し、豊穣を祝い、災厄を払う役割を務めていた。
→現在は途絶えてしまっているが、
龍郷町秋名・幾里集落の伝統行事「平瀬マンカイ」などに祈りの側面は受け継がれている。
※平瀬マンカイ
→龍郷町秋名・幾里集落で行われる伝統行事。ノロ役の女性たちが、神の国「ネリヤカナヤ」に祈りを捧げる。
画像引用元 https://www.town.tatsugo.lg.jp/edu/kanko/hirasemankai.html
・ユタ
公的な司祭者であったノロとは異なる民間の呪術者。
神とつながり、自分自身も神としての自覚をもって、相談者の悩みを聴き、助言をする。女性が主ではあるが男性もなりうる。世襲ではなく本人が自覚することで生まれる「神がかり」な存在として知られ、心身の不調を乗り越える体験などを経て自立していく。
→高齢化が進んでいるものの、現在も島内に残っており、世界各地から相談者が訪れているとのこと。
これが、新聞部員である私の先輩が、ユタのおばあさんに実際にインタビューしたときの記録にあったものです。
先輩たちの記事に、インタビューが収録されています。
ぜひそちらもどうぞ!
大高ジャーナル (県立大島高校新聞部発行)
http://oshima.edu.pref.kagoshima.jp/article/2021011400151/file_contents/daikou-journal_no7.pdf
取材時に、周囲には話していない体の不調を言い当てられた先輩がいたそうで、ぞっとする取材だったとのこと。
「私たちユタと神は一心同体の存在」「私には、神の姿が常に見えている」「病院で点滴をすると血が逆流した」などのエピソードの数々に、思わず度肝を抜かれました。
神であるがゆえの辛さ
ユタのおばあさん曰く、相談者のすべてが見えてしまうからこそ、相手が不安にならないように段階を踏んで伝えることは大変なのだとか。
「すべて教えて差し上げて救いたいという気持ちがありながらも、私自身はぐっと我慢しなければならないことも多く、辛くなることが多くあります。」
全てわかってしまう、神であるがゆえの辛さ。
理解者が身の周りにいなくなった時の不安は、想像を絶するものなのでしょうね。
コロナを超える病原体出現?!
2022年に先輩が取材した時点で、ユタのおばあさんは以下のようなことを話しています。
Q,新型コロナウイルスについてどのように考えておられますか。
A,
日々収束を祈っています。私は、世界的な収束まで5年はかかるとみています。また、コロナの収束後には、コロナを超える強力な病原体が出現することを予言します。
衝撃的な言葉が飛び出しました。この新たな脅威への予言が外れることをただただ祈るばかりですね。
今回は、奄美の霊能力者、ノロ・ユタについての内容でした。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
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