日々子育て 芍薬日記と息子の絵
芍薬日記
母は花が好きな人でした。
「庭の花だけど、可愛いでしょ?」
「いい匂い。フリージアの匂いが好きなの」
実家の玄関には庭に咲いた花や買ってきた花が、いつもそっと花瓶に生けられていました。
母が亡くなって、母の写真と共に毎日花を飾っています。
たまに買い忘れて枯れてしまった花で過ごすこともありますが、何とか生花を飾る生活を続けています。
部屋の中に花があると、空間が華やかな気で満たされるように思います。
美しい色や形、香りに癒されて嬉しい気持ちになります。咲いてくれることが嬉しくて、生花に元気をもらい心豊かに穏やかになれる。
最近は母のためというよりは、私のために花を飾っています。
私も花が好きです。
よく行くスーパーに小さな花売り場があります。
普段は菊などの仏花、カーネーションやガーベラなどの一般的な花をここで買いますが、たまに桜や桃や雪柳などの季節の枝物、カラーや芍薬などの珍しい花が並んでいることがあります。
先日、芍薬を見つけて「わー!芍薬が売っている!」嬉しくて、すかさず購入しました。蕾から咲かずに終わることも多い切り花ですが、芍薬は当たりの子で大輪の花を咲かせてくれました。
咲く様子を日を追って撮影しましたので、お時間ある方、お付き合いいただけると嬉しいです。
1日目
2日目
3日目
香りの表現は難しい。
バラほどの特徴はなく、むせるような甘さ、アルコールや酸のような鼻にツンとくるような、若葉のような瑞々しい香り。
バラのような、花のような、何々のようなの何々を知らないと、なんとも香りを言葉で伝えることは難しいと思いますが、総じて、いい香りです。
4日目
調べてみたところ、こちらはバラ咲のルーズベルトという品種のようです。芍薬も桜やバラのように品種改良され、たくさんの種類があるようですね。
オシベやメシベに関しては、よくわかりませんでした!
品種改良でオシベがないものが作られたということなのでしょうか?一般的には株分けで増やすそうです。種はできるのかな?謎が多い。
5日目
6日目
日々子育て 息子の絵
「5月の花は描かないの?」「5月の花がわからない」だそうです。
息子曰く、4月は桜でしょ?木が青いのは青が好きだから。
春休み中に息子と絵具を楽しみました。
「ママ、デクモ描いてみて」「デクモ?何それ?」「JR北海道の列車だよ」「え?どんな列車?」教えてもらって、図鑑を見ながら私が描きました。
けっこう雑になったな難しいなと思いつつも「どう?デクモに見える?描き直す?」と息子に聞いてみた。「ママいいじゃん!いいよー」本当にいいと思っている?というような軽い感じで褒めてくれました。
息子が気に入ったならば・・・まぁいいか。
久しぶりに絵具や筆を使って、楽しかった!けれども息子はすぐに飽きてしまって、誘ってみても春休み中に息子が描くことは二度とありませんでした。残念!
息子が小学校1年生の時に授業で描いたものです。
決して天才でも上手でもないのですが、愛嬌があって可愛らしくて親バカですが、息子の絵が大好きです。
もちろん!他所の子供たちが描く絵も好きです。
子供たちが描く絵は、自由で面白くて可愛らしくて、ほっこりします。
息子のコメントと共に記録します。
色合いが好きです。
「素敵!いい絵だね。ママ好きだよ、この絵」と大絶賛しました。
不完全の美というか、不格好な所が素敵。
お気に入りです。
ゼリーなどの容器を使って描いたようです。面白いですね。
この余白!そして夜中に木を見ている?ってどんな状況なの?
夫は「怖いね」といっていましたが。
色々と謎で、何だかシュールで、私はとても大好きです。
母の日
前日のこと。
たぶん母の日なんて息子は知らないし、夫は忘れていて何もしてくれないだろうな・・・と思っていました。
「明日は母の日だよ。ママにお手紙書いて欲しい」と息子にいってみたところ「やだ」といわれしまって、悲しかった。
翌朝、「今日は母の日だよー」息子と夫に訴えてみた。
「息子、こっち来て」夫と二人で何やらゴソゴソしている。
「ママ、いつもありがとう!」
夫と息子が母の日のプレゼントを用意してくれていました。
「え!!!ありがとう!嬉しい。覚えていてくれたんだ。ありがとう」
息子のお手紙とポーチ付きのミニバラの鉢などを。
まさかのサプライズに感激してしまった。
二十代の頃、ビーズや針金で色々と作ることにハマっていました。最近、また針金で色々とつくっています。
針金と写真と言葉で何か作れたら楽しいなー
そんなことを妄想しています。
これから、もしかしたら復職することになりそうです。
お世話になった仲の良い同期が声をかけてくれました。
私も色々と動き出しそうです。
お付き合いいただき、ありがとうございます!