見出し画像

うちの社員を雑に扱うな。


 「私が選んだ大切な仲間を雑に扱うな。」社員に伝えています。

 「鮪のシマハラ」は動き始めています。水道橋2号店をオープンさせ、大手町3号店も準備に大忙しです。仲間も増えています。仲間が快適に働ける環境も整えます。「厳格なルールと公平な評価制度」を定めた組織論「シマ学」も整備しました。

 店舗が増える過程で、店長や古参の社員が新しい仲間を指導する機会も多くなりました。そこでよく目にするのが感情的な指導です。いわゆる恐れを与えたり、相手を委縮させるような指導方法です。これはいけません。

 絶対許せません。私たちの仲間を、「鮪のシマハラ」に来てくれた仲間を、雑に扱うことは許されません。

 「鮪のシマハラ」では上司に絶対的権限を与えています。上司と部下の位置をはっきりさせています。上司は指示する人であり評価する人です。部下は指示をまっとうする人であり評価される人です。

 上司と部下は機能と機能で作用する必要があります。上司から部下への指示や指導に、個人的見解や感情は必要ありません。これが「鮪のシマハラ」の組織論「シマ学」です。

 会社が店長に大切な仲間を預けているのです。ただそれだけです。店長としての機能で店長候補としてしっかり若手を育成する。それが社長として機能している私からの唯一の指示です。感情的に指導する理由も権限もないのです。

 「あいつ使えないんですよ。」「やさしく言ってもダメなんです。」「あんな奴、お店にいらないです。」飲食店の店長からよく聞くセリフです。これはもう、上司と部下が個人対個人の感情的関係になっています。

 こうなると、上司は性格的に合わない部下はすべて「つかえない奴」と認識します。部下も人間的に嫌いという理由で言うことを聞きません。

 私はその人間が「飲食に向いているかどうか?」「使える奴かどうか?」の判断を上司に求めていません。そんな権限も与えていません。預かった仲間を上司としての機能で立派に育成することを求めているのです。

 機能と機能です。上司は部下が機能するためのスイッチ役に徹すればよいのです。そこに仲間としてのリスペクトがあれば十分です。

 何度でも言います。「私の仲間を雑に扱うな。」上司と部下だけの話ではありません。同期の間でも同じことです。「私が選んだ同期を雑に扱うな。」です。これから「鮪のシマハラ」をともに大きくしていく上司、同期、部下なのです。雑に扱うな。必要なのはリスペクトだけです。

 私も社長としての機能に徹しています。仲間がうまく機能するためのスイッチでしかありません。「私はみなさんの友達ではありません。」仲間に伝えています。個人のパーソナリティよりも社長としての機能で仲間を引っ張っていく。そう決めています。そもそも私は仲間を引っ張るカリスマ性や人格など持ち合わせてないのですから。

 みんなへ 機能ではあっても、ポジティブなオーラは与え続けていくぜ。一方的に。だって、島原、ポジティブモンスターなんです。ポジティブのお裾分けです。もちろん拒否権なし。爆笑。




いいなと思ったら応援しよう!