小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)採択されました。いまできることをやる。④
さあ、「鮪のシマハラ」は6月1日に営業を再開します。3月~5月はコロナウィルスの影響を大きく受けました。4月5月は売上が0になりました。休業中は「いまできることをやる。」をモットーに、自身と仲間を鼓舞し続けてきました。
金融機関からの借入、各種助成金等の申請。会社を存続させるために可能性のあることはすべてやりました。こんな時こそ、「社長らしく」を意識しました。商いをやっているのです。コロナごときに、泣き言なんて言ってられません。
結果、大きな自信も得ました。この3ヶ月間、家賃満額、仲間の給与全額を払いきりました。おっさん頑張りました。仲間が一人も欠けることなく営業を再開できそうです。本当に嬉しいです。
ただ、私は「鮪のシマハラ」の店主です。現状維持も大切ですが、商売を前に進めなければなりません。時代に合った商いを生み出していかなければならないのです。休業していました。幸い時間だけはありました。
そうです。「いまできることをやる。」には今後の新しいビジネス構築も含まれています。そこでいま準備を進めている非対面型ビジネスで、小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)の交付を申請していました。どこまでも前向きに。どこまでもポジティブにです。
持続化補助金は、いま準備しているビジネスを客観的に判断してくれます。また採択されると補助金まで頂けるのです。申請しない理由が見当たりません。今後の「鮪のシマハラ」をおもいながら、慣れない書類を作成しました。ビジネス概要や試算表も記しましたが、それ以上に「鮪のシマハラ」の理念や今後どうなっていきたいのかに重点を置いた計画書です。
そして昨晩、無事採択の知らせが届きました。嬉しいです。休業中で一番嬉しいかもしれません。この期間中、金融機関にも事業計画書は提出しました。ただ借り入れが出来るかどうかは、計画書もさることながら決算書の内容が重視されるように思います。つまり、今までやってきたことが評価されるということです。それに対してこの補助金は、これからやろうとしていることが評価されたのです。「鮪のシマハラ」は過去より未来です。ただ単に支援で頂ける助成金よりも、この補助金の方が気合が入るし「鮪のシマハラ」らしいです。
飲食店でありながら、飲食店としての繁盛を狙わない。マグロ愛と生き様で繁盛する私たちはコロナには負けません。鮪のシマハラ「らしさ」を売って、afterコロナもwithコロナもなぎ倒して行きます。そんな「鮪のシマハラ」です。