【タンポポ日記】厳しくしたらいいのだろうか。

今日の娘は、いやいや姫だった。
朝、着替えるのもイヤ、ご飯もイヤ。

甘えたい。
ダッコしていて欲しい。

イヤイヤの裏にはきっと理由がある。

今日の場合は、
甘えたい。

YouTubeでお気に入りの動画を観たい。

でも、それを許してあげられる時間と余裕が私にはなかった。
心の中でごめんね。
と思いつつ、ベビーカーに乗せて保育園に行く。

保育園では毎朝、おでこで計るタイプの体温計で検温して保育士さんに見せる約束がある。

娘は、この検温を自分でやりたいお年頃。
自分で計って、先生に見せにいきたい。

でも、やはり自分でできるわけもなく。
私がやろうとすると、イヤイヤ。

それを見かねた先生が、
娘を押さえて、計ろうとしてくれた。

「してくれた」

娘からしたら「された」になるよね。

先生は、お母さんが大変そうだから。
とやってくれたんだと思う。

でも私の気持ちも「された」だった。

朝たくさん我慢させてしまったから、
できるだけ、自分でやらせてあげたい。
あまり無理強いしたくない。

そんな気持ちで
「自分でやりたいんだよね。ごめんね」

と声をかけていた。

そんな時、先生から
「お母さん。もう少し厳しくいってあげる方がいいかもしれません。」って。

その瞬間、私はとても苦しくなってしまった。

「厳しく?」

この状況で娘はなにも悪いことをしていない。
人に迷惑をかけてもいない。
早く仕事にいかなければならない
と言うのは私の都合。

家でママと遊びたいという気持ちを我慢させているのも私。

それなのに「厳しく」。

わたしは、それは違うと思う。
「早くいかなきゃいけないから!」って
自分でやろうとする気持ちを押さえつけたら、
自分でやろうとする気持ちを持てなくなってしまうと私は思う。

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