【新しい形でやってみた】KIFUBAR Yamanashi×KEIPE -飲めば飲むだけ寄付になるスタンディングバー-「働く」「暮らす」を知る-開催報告
3月6日(水曜日)に、山梨県甲府市で開催した「KIFUBAR Yamanashi collab with KEIPE」のイベントレポートです。
当日来場いただいた方、ご参加ありがとうございました。また、都合が合わず参加が叶わなかった方も、次回は5月中旬に開催予定ですので、ぜひご参加ください。
はじめに
毎回最初に、「KIFUBARとは?」「どうして”飲めば飲むほど寄付になる”のか?」「これまでの歩み」を話しています。
今回で7回目のトーク。トークの中で、「近くにあるけど、知らない世界」の話を少しだするのですが、毎回何かかしらネタを考えて話しています。
前回はガザ侵攻が社会の話題となっていたので、シリアの教育支援をしている団体の話を。
今回は、チャリティファッションで偶然買った、東京のKIFUBARでも登壇があった愛知の不動産を活用した母子家庭支援団体のお話をしました。
※ちなみにあの時着ていたアパレルは今月末まで購入できます!
新たな試みをやってみました。
今回のKIFUBARは、新たな試みを2つやってみました。そんな実験的な回にもかかわらずご参加いただいた皆様に感謝です。
ソーシャルな事業をしている企業とコラボ
1つ目は、「ソーシャルグッドな事業に取り組まれている企業」とコラボしたことです。
山梨県で障がい者就労支援事業所として事業を行われているKEIPE株式会社様に場所をお借りして、ソーシャルグッドな事業についてもプレゼンいただく形でコラボといたしました。
テーマを設定して登壇団体をコーディネート
2つ目は、「テーマを決めて、それにあわせた登壇団体にお話しいただく」ことでした。
前回も近いことはしていた(特別編として、北陸の話のみにプレゼンを限定)のですが、今回はそれを明確にして開催してみました。集まった方のお話は後ほど書きますが、今回のテーマは、コラボ先のKEIPEさんに紐づけて「働く」「暮らす」の2つをテーマに登壇者をお招きしました。
さて、今回のKIFUBARの方向性の話はこの辺にして、イベントレポートに戻ります。
団体プレゼン
①KEIPE株式会社(+学生団体Catalyst)
1人目のプレゼンターはKEIPEの後藤さん。元々「社会人と学生を繋げる場づくり」の活動を学生団体を立ち上げて動いていた人でもあります。
KEIPE株式会社は「障がいを特別なものにせず、誰もがそこに居ていい社会にする」をミッションに、障がい者就労支援事業所を経営。甲府市と笛吹市に拠点があります。後藤さんは2023年4月に入社しましたが、KEIPEに仲間入りしたきっかけは自分の過去にあった、という話もあり、普段のKIFUBARにはない「人を感じる」プレゼンでした。
また、後藤さん個人の野望も話してくれました。目下考えているのは「ソーシャルバーと街中シェアハウスを作ること」。すでに東京の日本橋にそのモデルがあるので、山梨でできないか?と考えているそうです。
②まるっと舎era(福原千晶さん)
2人目のプレゼンターは山梨市の山奥にある古民家を改装した居場所「まるっと舎era(いーら)」を作ることに取り組んでいる福原さん。福原さんは元々地域医療に携わっていた経験から、居場所作りに。
福原さんは、NPO法人bond placeさんが行った「社会的処方の学校」の卒業生でもあり、この「まるっと舎era」を起点にいろんな「社会(コミュニティ)」を処方できる先としても作っていきたいという思いがあります。
▼参考図書
③NPO法人イエカラ
「空き家率No.1 山梨県」。
そんな山梨県で空き家活用を通じた社会貢献を目指すNPOがイエカラさんです。
イエカラさんでは、借りたい人の想いに、不動産を提供する「さかさま不動産やまなし支局」をはじめとした、各種空き家活用の事業を中心に、山梨の活性化をしようと活動しています。
そんなイエカラの代表、新井さんの(常連なのに聴いたことがなかった)イエカラを作ったきっかけの話がかなり興味深かったです。気になる方はKIFUBARに来たときにでも聞いてください。笑
そんなイエカラさんは、「(山梨の)市民活動に対して感じるモヤモヤを話し合おう」という会の開催事務局もしています。この文章を書いている嶋田も参加予定ですので、ご興味がある方はぜひ。
今回の結果
今回の開催では、
寄付金額:9,600円
来場者数:13名
空いたグラス数:32杯
となりました!みなさまご来場・たくさんグラスをあけていただき、ありがとうございました!
ちなみに…山梨開催から来月4月で1周年経つのですが、これまでの歩みを見ると、
開催回数:7回(うち甲府開催6回、富士吉田開催1回)
累計寄付金額:101,100円(!)
述べ参加人数:109名
累計のグラスが空いた杯数:273杯
となりました。この活動に賛同いただき、楽しく飲んで、まちのソーシャルグッドな活動に関心をお寄せいただけることに感謝申し上げます。
次回の開催もお楽しみに!