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【開催レポート】KIFUBAR Yamanashi 1st Anniversary! -飲めば飲むだけ寄付になるスタンディングバー 山梨開催1周年-
7月27日(土曜日)に、山梨県甲府市で開催した「KIFUBAR Yamanashi 1st Anniversary!」のイベントレポートです。
当日来場いただいた方、ご参加ありがとうございました。また、都合が合わず参加が叶わなかった方も、次回ぜひご参加ください。
※今のところ、甲府以外に笛吹市と松本市で開催企画中です!
新たなスペースで開催!
今回のKIFUBARは、前から協賛いただき、会場の貸出やボランティアスタッフが参加してくださるなど、お世話になっている株式会社Vivitbaseさんの、新たに空き家を再生して作ったカフェスペース「ミツカビルヂング」を、なんと「完成初日イベント」として貸し出してくださいました!
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★ちなみにですが、こちらのカフェスペースは現在賃貸物件として出ておりますので、ご興味があるかたは下記ページもご覧下さい!
さて、ではイベントレポートに参りましょう。
はじめに
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毎回最初に、「KIFUBARとは?」「どうして”飲めば飲むほど寄付になる”のか?」「これまでの歩み」を話しています。
今回で8回目のトーク(そんなやってるのか)。トークの中で、「近くにあるけど、知らない世界」の話を少しだするのですが、毎回何かかしらネタを考えて話しています。
今回は、夏休みに入ったこともあり、「体験格差」のお話を。
山梨県でも、東京が近いにも関わらず、文化活動の多様性が小さいという話を聞いたことがあります。コロナが終わり、また変わってくるのかなと思いつつですが、体験格差という話も継続して考えてみたいものです。
今回のスポンサー
今回は前から場所をお貸しくださっている株式会社Vivitbaseさん以外にも、お酒を提供くださった「依田酒店」さんもご紹介いたしました。日本酒を2本提供いただきました。
1年の振り返りとこれからの野望
今回は、1周年ということもあり、これまでの開催回を振り返り、また今後の野望を話しました。
ということで、発表!今後KIFUBARでやりたいこと!
①もっといろんな地域でやりたい!
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昨年、甲府をきっかけに、12月には富士吉田でも開催。
もっといろんな地域で、いろんなKIFUBARが開催されてほしいな~!と思っています!
というわけで、「うちの地域でやってほしい!」という方がいらっしゃいましたら、
会場
飲料・食べ物の提供
最低2団体のプレゼンター
をご提供(無料である必要はありません)いただけることを条件に、開催することが可能ですので、ぜひお声がけください!
②”ワインバー”として開催したい!
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1年経って、KIFUBARの認知度も上がったのか、自己紹介とKIFUBARをやってる人です、というと「聞いたことある!」と言われるようになりました。
一方で、ひとつ頭に引っかかるのが「ヤマナシって付けてるけど、山梨県らしさ、ってなんだ?」というアイデンティティのなさ、です。
そこで、今後は県産ワインを出す「ワインバー」にしようと思います!
次回から、県産ワインがドドン!と出せるよう、準備していく予定です。
さて、前置きが長くなりましたが、各団体のプレゼンのレポートです!
団体プレゼン
①甲斐の国コミュニティ基金設立準備会
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1人目は、ワタクシ、嶋田より、山梨県初の市民コミュニティ財団を立ち上げるプロジェクトに関わっているため、そのことをお話致しました。
山梨県では、多様な地域活動団体やボランティア団体があり、それぞれが目指すより良い未来を作るために活動をしています。
一方で、「もっと多くの人に届けたい」「こういう社会を目指す仲間とつながりたい」というニーズもあります。そのようなニーズに応え活動するのが、「中間支援団体」と呼ばれる、NPOの経営支援を事業とする団体です。
山梨県には、その中間支援が不足していることも一つの要因として、本来より地域に広めていきたい、より求めている人たちに届けたいと思っていても、ノウハウがなくてできていないという団体が多くあります。
その中間支援のための財団づくりについて、お話ししました。
②防災ブレーメン
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2人目のプレゼンターは笛吹市を中心に、県内各地で防災の啓発や実際に防災イベントの企画開催を行っている団体様です。
山梨県は、昔から激甚災害が少ない(直近大災害といわれたのが2014年2月の大降雪)こともあり、防災に対する活動が盛んではないと言われています。
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近年は、能登半島の地震もあり、比較的「地域防災」に焦点があたっておりますし、山梨県は「富士山噴火」という意外と身近で気を付けたい災害もあります。
また、これは防災ブレーメンさんのプレゼンで言っていた言葉ですが「防災×〇〇はいろいろあるし、今まで見向きもされなかったけど考えないといけない課題が沢山ある」という話が非常に響きました。
防災ブレーメン代表の三枝さんは、女性目線から、避難所生活になっても欠かせないものがあるなど、備品の見直しについても言及されています。
地域防災は人ごとにしてはならない、ということを考えるきっかけになったかなと思います。
③ラマ色コラボ
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ラマ色コラボさんの話というよりも、佐藤さんご自身の「国際協力活動」のお話が中心でした。
JICAと大学の協働活動で「ネパールの農業高校教育のディレクション」を行っていたそうです。
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「ネパールの農業高校では、実習がなく、ひたすら教科書丸暗記。日本の農業高校では実習で学ぶことで、農業を体感して学べる。そういう仕組みを作りました」とのこと。
海外の教育事情(と課題)ということを知るのも、KIFUBARならではかもしれません。
ラマ色コラボさん自体は、SDGs教育の導入支援・企画などを行っている団体さんです。
今回の結果
今回の開催では、
寄付金額:9,200円
来場者数:19名
空いたグラス数:46杯
となりました!みなさまご来場・たくさんグラスをあけていただき、ありがとうございました!
累計だと
開催回数:8回(うち甲府開催7回、富士吉田開催1回)
累計寄付金額:110,300円
述べ参加人数:128名
累計のグラスが空いた杯数:319杯
となりました。この活動に賛同いただき、楽しく飲んで、まちのソーシャルグッドな活動に関心をお寄せいただけることに感謝申し上げます。
次回の開催もお楽しみに!
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