あおい
白く透けたその先は
希望のはずだった
憧れていたんだ
凛とした背中
地をさす軸
小指に意志を灯して
色をおびる
魅せられる
眩しさを焼き付けた
桜が満ちた世界は美しい
きみが隠してくれたから
わたしはからっぽのまま
踊っていた
感じるままに
差し伸べられた手は森
もたれることも忘れて走った
きみだけをみていた
薄く目をあけたら
泣いてしまうだろうか
忘れていたフレームを
抱きしめて
今回こちらの企画に参加させていただきました。
小さなころの、憧れをかさねて。
バレエを習っていたころの私の心に似たものをこの絵から感じたので、詩にかいてみました。
踊る時の手先の感覚、息づかい。
今でも鮮明に思い出します。
清世さんの素敵な企画をありがとうございました✨
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