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「え」で本を読む。

最近ふと思ったことがあります。
皆さん、本を読む時どんな風に読んでいるのでしょうか?

紙や電子書籍といったツールの話ではなく、「記憶のされ方」という方が私の言いたいニュアンスに近いかもしれません。

読書が好きというと、「活字好き」や「本の虫」なんて表す方もいますが、私の場合なにか違うような気がしていました。

今でこそ本を読むようになりましたが、昔は活字が苦手で、今も文字を追いつつも、あまり文字を読んでいるという感覚がないのです。

どちらかというと、「え」をみている。
そんな感覚に近いです。

漢字で書くと「絵」や「画」。
本を読みながら、その情景を思い浮かべるというのは、ほとんどの方が無意識にやっていると思うのですが、目から文字で入ってきたものを絵として変換しながら読むので文字として頭に残らないんです。

だから、読了後に「すごく感動した!」と思っても、「心に残ったセリフは?」と聞かれるとなかなか思い出せず、読んだ内容を文字起こしするという作業がどうも苦手です。

でも「心に残ったシーンは?」と聞かれれば、スッと答えることができます。その時はやっぱり、映像としてある脳内の記憶を、シーンを探して再生するような感覚です。

これは人によって違うのか。
似たような人もいるのか。

これだけ人の思考というものは違うのだから、「脳の個性」で得意な記憶のしかたも違うのかな〜なんて、考えたりします。

もしかしたら、そんなことを研究して書いた本もあるのかもしれません。が、ここで「じゃあなんでだろう」「調べよう」というよりは、誰かの経験則からの話を聞いてみたい、その方がリアルな答えのような気がしています。

皆さん、どんなふうに本を読んでいますか?
もしよかったらそのお話聞かせてください。


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志麻/shima
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