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2020.7.7 すごい選手がいるんです。

というお題に参加しています。

"すごい選手"と言われるとスポーツ選手を挙げる方が大半だと思うのですが、私が思うすごい選手とは、eスポーツ界で活躍中の東大卒プロ格闘ゲーマー「ときど」選手です。

最初にeスポーツとプロゲーマーについて、簡単に書かせていただきます。

まずeスポーツとは、

エレクトロニック・スポーツの略称であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称

と言われています。

ネットでは、ゲームはスポーツとして認めないという意見も上がっているのですが、コンピューターゲームやビデオゲームも対戦型の競技である以上は立派なスポーツと呼べると、わたしは考えています。

競技人口は世界で1億人以上いると言われており、オランダの調査会社が調べた結果では、eスポーツの市場規模は2016年の約540億円から、2020年には約1600億円に拡大する見込みなんだとか。

時代と共に盛り上がりを見せているeスポーツ界ですが、それを彩ってくれる存在が"プロゲーマー"の方々というわけです。

プロゲーマーとは、

主に海外で開かれる対戦型コンピューターゲーム大会に出場し、優勝や上位入賞による賞金で生計を立てる人のこと

を言います。

このプロゲーマーという職業、コロコロコミックが調べた『読者が興味のある職業ランキング』で2位、また、ソニー生命が統計を取った男子中学生の『なりたい職業ランキング』でも2位となるほど。このような結果からも、かなり知名度の上がってきている職業と言えるでしょう。

しかし、誰もがなれるわけではないこの職業。

プロゲーマーとして活躍して生計を立てていくことも、相当の努力が必要であると感じています。

だからこそわたしは、プロゲーマーときど選手を推したいのです。

そのポイントは3つあります。

①ストイックさ

ときど選手は2017年7月、ラスベガスで行われた世界最大の格闘ゲーム大会EVO2017に参加し、2000人以上が出場したストリートファイター5の部門で優勝しています。

しかし、『EVOで優勝したからと言って最強だとは思いません。世界には僕より強いプレイヤー達がいることはわかっています』と話しています。

一度勝ったからといって、次も同じ要領で勝てる訳ではなく、激しく変化し続けるeスポーツの世界。

昨日頑張っていたことが次の日には無駄になってしまうこともある。という非常に厳しい世界の中で、常に自分の闘い方を見つめ直して分析し、対策を考えてすぐに実践する。そして、またその闘い方を見直して……を繰り返す。所謂インプット、アウトプット、フィードバックの回転を素早く行ない、それを日々反復し続けていく。

そのストイックな姿勢には大変影響を受け、わたしもこのサイクルを活かして仕事をするようにしています。(おかげで先月調子が良かったです)

②見た目にも気を遣う

ゲームと向き合って、生活を続けていくためには、安定的な収入を保証するスポンサーの支えが不可欠だと言われています。

同じくプロゲーマーである梅原大吾選手より、「プレイヤーとして表に出るなら、変な見た目をしていると格闘ゲーム自体のイメージが悪くなる」と言われたことに影響を受け、体を鍛えたり、美容院に行くようになったとのことです。

そういったところにおいても注目され、現在ときど選手はSony Music Entertainment、ロート製薬(目薬ロートZ,スキンケア剤OXY)、大塚食品などとスポンサー契約を結んでいます。

日々のゲーム配信では、筋トレの様子も配信しており、「ゲーマー=不健康そう」というイメージを払拭するかの如く、肉体にも磨きをかけているところも大変魅力的です。

③キャラクターへの強いこだわり

ここまで書いておいて申し訳ありませんが、実はわたしは格闘ゲームが詳しくありません。

趣味でゲームをする程度の平凡ゲーマーなわたしがここまで惹かれたのは、著書(世界一のプロゲーマーがやっている努力2.0)で読んだ『豪鬼を使うプレーヤーで一番でありたい』という一文でした。

いいときだけでなく悪いときも豪鬼を使い続けてきたことで、キャラクターへの思いが深まっていった

ただ勝つだけではなく、自分の使うキャラクターのポテンシャルを引き出したい。自分がキャラクターを使いこなすことで、キャラクターの持つ可能性を示したい。という強いこだわりに感銘を受けました。

そしてその熱意はゲームを超え、スポンサー企業が出しているエナジードリンクのパッケージとなっています。

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こういった背景を知っていると、ときど選手と豪鬼が並んだこのパッケージは非常にエモく感じますね。(エモいだなんてあまり使いたくないのですが、こういう時に使うんでしょうね!)

以上3点にまとめさせていただきましたが、ときど選手の魅力はまだまだ計り知れずございます。このまま語り始めると夜が明けてしまいそうですので、最後はこの言葉で締めておきたいと思います。

ときどさん素晴らしい!

(7月7日はときど選手の誕生日ということで、折角でしたので、この日に投稿させていただきました。おめでとうございます。)

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