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適応障害から抜け出すためにやってみたこと7選

休職しはじめて一ヵ月が経過しました。
いなくなった方が楽と思っていた時期もありますが、今はだいぶ安定してきました。

適応障害になって一番気になったことは「どうしたら回復に向かうのか」でした。
みんなどう過ごしているんだろうと調べ、自分なりに実践したことがいくつかあるので記事にしてみました。
誰かの役に立てばいいなと思っています。


もとの自分に戻ろうとしない

やってみたことというよりは意識していることのひとつです。

適応障害を患う前の私は「完璧主義で一人で抱え込むタイプ」でした。
弱い自分が嫌で、自分を強く見せようとふるまっていました。
しかしこの考えが自分を苦しめていたことを知り、最近は少し柔軟に物事を考えられるようになりました。

完璧じゃなくても意外とどうにかなるし一人で抱え込むより少し甘えるくらいがちょうどいい。
今では変なプライドで飾った自分には戻りたくないと思っています。

これからどんな自分になりたいのか、なれるのかはまだ見えていませんがのんびり自分探しをしようと思っています。

生活リズムを整える

個人的にわかってはいるけど難しいものランキング1位だと思っています。
適応障害を患いたては、布団に入っても眠れずにいました。
眠れるのは大体午前7時を過ぎてからで、起きるのは16時という生活が続いていました。

体はだるいし三食きちんと食べないし、挙句の果てに日光に当たるのが嫌で肌は荒れ放題という地獄のような生活をしていました。
このままではまずいと思い、とりあえず起きる時間だけ決めてみました。

今は彼を送り出すために一旦7時20分に起き、送り出したら9時15分まで布団にいるようにしています。
二度寝できる幸せを噛みしめるのが続けるコツかもしれません。

9時15分のアラームが鳴ったらどれだけ眠くてもとりあえずPCの前に座るようにしています。
PCでnotionをいじってもよし、noteの記事を書いてもよし、そのまま動画を見たりゲームをしたりしてもOKにしています。

どうしても眠かったら午後に1時間半だけ昼寝をするようにしています。

自宅から離れる

これはできる人が限られると思うのですが、一番やってよかったことだと思います。
詳しくは前回の記事に書いてありますが、都会の喧騒から離れて気づいたことがとても多いです。
夢を追って上京して挫折した人には結構効果てきめんだと思っています。


なるべく自炊をする

何のやる気も出なくなり、最初に崩れ始めたのが「食事」でした。
都会に住んでいると宅配サービスが豊富でどうしても甘えてしまっていました。
栄養は偏るし太るしお金はかかるしでいいことはあまりなかったです。

一人暮らしをしていると余計に外食や宅配に頼りがちになると思いますが、ちゃんとしたものを食べたほうが精神の回復が早くなったと思います。

怠惰の代償でムニムニになったのでダイエットしなければ……。

ジャーナリングをする

適応障害の症状でいちばん辛いのが「頭が働かないこと」でした。
考えることもできなければずっと頭にもやがかかった状態で動くこともできない。

そんな状況を改善したくてやり始めたのが「ジャーナリング」です。
ジャーナリングは書く瞑想とも言われており、やり始めたら少しずつ頭のもやが晴れてきました。
特効薬ではないにせよ、続けることで自分が何を考えているのか、何が嫌なのかがわかるのでジャーナリングはとてもおすすめです。

ジャーナリングを始める際に参考にした動画があるのでシェアしておきます。

英語で書くことはないのですが、ジャーナリングとは何かを学べました。

「5分だけでいいの!?」と私の中のハードルを一気に取っ払ってくれた動画です。
この方の動画はよく見ています。

やりたかったことをやってみる

適応障害になって悩むことの一つに「私はこんなに休んでいていいんだろうか……。」みたいな気持ちってあると思います。

精神科の先生に「これまで頑張ってきたんだから、どこかで休まないと頑張りの収支がおかしくなっちゃうよ。どうしても頑張りたいなら休むことを頑張って」と言われました。
「休むことを頑張るって何?」って思ったので尋ねてみると、これまで時間や忙しいからを理由に諦めてきたことをやりなさいと言われました。

積読してある本たち、後で見るプレイリストに溜まっている動画たち、見たいと思っていたアニメ作品、時間がなくて離れてしまったソシャゲ……

私の生活から「娯楽」がすっぽり抜けていたことに気が付きました。

まだ完全に回復していないので一気に楽しむことはできませんが、少しずつ心に栄養がいきわたっているようで人生を楽しめているような気分になります。

これが私なりの「休むことを頑張る」になっています。

今日のことだけ考える

これは一番意識していることです。
これからの将来や仕事、お金など悩みはどうしても尽きないです。

考えてもどうにかなることばかりじゃないのも事実なので、一旦考えるのをやめています。
全力で生きる今日が連続すれば自ずといい人生が歩めるんじゃないかと思っているので、その日をどう素敵にするのかを考えて生活するようにしています。

考えることのリソースが「働きたい!」になるまでは40%くらいの力で自分のできることを続けていこうと思っています。

まとめ

私が適応障害から抜け出すためにやっていることを挙げてきました。
正直個人的にやっていてよかったことばかりなので、どれだけ参考になるかはわかりません。
しかし、やっていることに共通して言えるのは「自分を大切にして、自分を好きでいられるために行動したいこと」であるということです。

私はまだ自分が好きと言えるほど自分に自信はないですが、せっかくの自分が変わるチャンスを大切にしたいと思います。

適応障害から抜け出すために皆さんがやっていることがあったら是非教えてほしいです。

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