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大きく呼吸するのはなぜいいのか?

浅い呼吸と深い呼吸

同じ酸素を取り込む動作でも
浅い呼吸よりも深い呼吸のほうが
体にいいというイメージがあるかと思います

僕もそう思います

ではなぜ良いのでしょうか

その理由となるものを
2つ紹介させていただこうかと思います

自律神経の影響

人の自律神経は常に波打つように
交感神経・副交感神経が優位になっていきます

それは呼吸の中にも存在し
息を吸うとき・・・交感神経優位
吐くとき  ・・・副交感神経優位

となっています


プレゼンテーション4

呼吸が浅い人は呼吸回数が多く
呼吸が深い人は呼吸回数が少ない傾向にあります

プレゼンテーション7

呼吸回数が多い=自律神経の切り替えが頻繁に行われる
という事になります

するとどうでしょう
自律神経にストレスが加わり
ストレスにより交感神経が優位になりやすく
なっていきます

死腔による影響


死空とは
呼吸にて酸素と二酸化炭素が交換される中で
ガス交換を行われない領域となります


プレゼンテーション11

吸っても酸素を取り込めず
吐いても二酸化炭素を出し切れない
空間が約150ml
程度あります

ここで影響してくるのが一回の呼吸の量です

死空は常に存在しているので
一回の呼吸をするたびに約150mは
酸素の入れ替えに使われないことになります

という事は
大きい呼吸と小さい呼吸
毎回150mlの空気が使われてないとなると
実際に体内に取り込まれる空気の量が違う
ことになります

プレゼンテーション14

実際に1分間の呼吸を
浅い呼吸と深い呼吸の人で
計測上同じだけの空気を換気していても

実際に体で処理される空気の量は
大きく異なってきます

浅い呼吸の人は深い呼吸の人と比較し
酸素が足りていない状況
であると考えられます

より分かりやすくしたものが・・・

プレゼンテーション15

男の子ならだれでもあこがれる
水団の術

実際経験のある方はご存じかと思いますが
これはすごくしんどいんです

理由は
普通の死腔+筒の死腔が存在するからです

一回呼吸しても
多くの空気が体に入らずに
死腔内に留まってしまいます

小さな呼吸では
とても苦しくていられません

ではどうするのか?

大きく呼吸します!

深く呼吸するために

大きな呼吸の仕方にも
肩や胸を使って胸式呼吸する人もいれば
下腹部を使って腹式呼吸する人がいます

空気の交換量が優多いのは腹式呼吸で
量は倍近いといわれています

~呼吸法~
下腹部に手を当ててもらいます

手を当てた部分に空気を入れるように意識し
鼻から吸い口からゆっくり吐いていきます

疲れず
何回でもできるぐらいを
目安に実施してみて下さい




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