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腹痛から始まる機能障害と対応策

初めにこんにちは 私事ではありますが12月上旬ごろ食あたりにより 長期間の腹痛に悩まされておりました。 腹痛とともに身体機能の低下、特に腰部・大腿後面の筋肉が強く張り身体の柔軟性が著しく低下するという現象を身をもって経験しました。 今回は腹痛からくる2次的な身体機能の影響を紹介させていただこうかと思います。 食あたりとは一般的な食あたりとは、摂取したものに何かしらの菌・細菌等が含まれていたためにそれが腸内で増殖してしまいます。その結果腸内で炎症を引き起こし、腹痛や吐き

    • 足の指を怪我して歩けない!そんな状況を打破しました!

      こんにちは 今回は私事の報告をさせていただきます。 足部の認識の低下があり 不覚にも足趾を机の柱で強打し 怪我をしてしまいました 第3趾の変色があるのが確認できるかと思います。 疼痛(+)発赤(+)熱感(+)腫脹(±) にて炎症所見があります。 炎症時の一般的な対応は RICEの法則が挙げられます。 ※RICEの法則 R・・・Rest(安静) I・・・Icing(冷却) C・・・Compression(圧迫) E・・・Elevetion(挙上) RICEの文字は優

      • エネルギー伝達の機能を持つ骨盤に影響を与える仙腸関節とは?

        はじめに「仙腸関節はすごく大切です!」 「仙腸関節にアプローチします!!」 などの"仙腸関節,,というワードは 非常によく聞かれるかと思います。 しかし、仙腸関節に対して介入することで 何が良いのだろうかと 疑問に浮かぶ方も多いかと思います。 今回は仙腸関節の機能と身体に及ぼす 影響を解説させていただきます。 仙腸関節が存在する骨盤の力学的機能仙腸関節について お伝えさせていただく中で この関節が存在する、 骨盤という大きな部位について お話させていただきます。

        • 大きく呼吸するのはなぜいいのか?

          浅い呼吸と深い呼吸同じ酸素を取り込む動作でも 浅い呼吸よりも深い呼吸のほうが 体にいいというイメージがあるかと思います 僕もそう思います ではなぜ良いのでしょうか その理由となるものを 2つ紹介させていただこうかと思います 自律神経の影響人の自律神経は常に波打つように 交感神経・副交感神経が優位になっていきます それは呼吸の中にも存在し 息を吸うとき・・・交感神経優位 吐くとき  ・・・副交感神経優位 となっています 呼吸が浅い人は呼吸回数が多く 呼吸が深い人は呼

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        記事

          【体の固さストレスが原因!?~胸郭編~】

          ①ストレスと柔軟性の影響過去に ストレスにより呼吸に関わる筋肉は疲労し コリの原因になるというお話をさせていただきました そんなストレスが長期的に続くことによる 胸郭の柔軟性の障害についてお話させていただきます ②ストレスから柔軟性に影響するまでの流れここで ほんの少しだけ脳機能について 触れていきたいと思います 心的ストレスを受けると 情動的刺激を処理をする 大脳辺縁系という部分で反応が生じます そこで交感神経の活動があり 視床下部から 筋緊張の調節を担う脳幹に伝

          【体の固さストレスが原因!?~胸郭編~】

          【肩こりは心のSOS??】

          ①体の訴えなんか最近ダルイ 肩が異常にコル そんな症状出ていませんか? 誰かに伝えると 「若いのになにいってんの」 なんて事を言われた人もいるかもしれません でも実はそれ 日常のストレスが身体上に生じた SOSサインかもしれません ②ストレスと自律神経ストレスと肩こり? 言われたらなんとなくわかる気がするけど よく分からない・・・ そんな方も多いと思います まずストレスですが 心理的、感情的、環境的、物理的な物による 負荷や刺激により引き起こされます。 人間がス

          【肩こりは心のSOS??】

          【筋肉が影響する息苦しさ】

          普段している呼吸 その中で阻害する因子となる 一つの要因をご紹介させていただこうかと思います 呼吸をしにくくする原因て何だろうと考えたとき 想像する事は何でしょうか? 一番初めに 胸郭が硬くなっている と考える方が多いと思います 大正解です しかし大切なのは なにによって胸郭が硬くなっているのか 原因を知る事だと思います 安静時に呼吸がしにくい と感じる時は息が吸いにくい時に 感じる方が多いと思います それは吸気時の胸郭を広げる運動の多くが 筋肉の働きによって行わ

          【筋肉が影響する息苦しさ】

          【 奥深き胸郭 ~動き編~ 】

          肋骨の動き 上位肋骨はポンプハンドル 下部肋骨はバケツハンドル 肋骨・胸郭への治療・介入時に 意識している動きだと思います そこからさらに解剖学的な構造や運動を理解することで 実施する治療効果の質が上がるかと思い 紹介させていただきます 胸郭の動きでポイントとなるのは 椎体と横突起の形状です 肋骨と椎体には “肋骨頭関節,,と“肋横突関節,, という2つ関節の関節があります dこれらの関節は椎体と横突起にあり 1本の肋骨に対して2か所の関節があります ここで2か所

          【 奥深き胸郭 ~動き編~ 】