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職人から物を買う

カンブリア宮殿で、食のセレクトショップを運営するスマイルサークルの社長・岩城紀子さんが出演されていました。

「地方で小規模ながら良い物を作る職人さんを応援する」という文脈の中で、ヨーロッパには”Buying from artisans(バイイング フロム アルチザン)”という言葉もあると紹介されていました。

アルチザンは職人という意味なので、「地域の職人さんから物を買わないと、近くのお店は無くなってしまう」という事なのだそうです。

職人とはものづくりだけでなく、パン屋さんやお肉屋さんなども含まれています。

確かに今はどこにでも大型スーパーがあって、商店街はずっと厳しい状況が続いています。

また、家具や家電の世界でも、今では海外に工場があるのが当たり前で、安い人件費で作った物を輸入し、消費するのが当たり前になっています。

一見、消費者にとって安く買えるのは良い事だと思いがちですが、安全性や雇用の面など、長い目で見ると良い事ばかりとは言えない部分もあります。

「消費は投票行動である」ともよく言われますが、なるべくなら応援や未来への投票の意味も込めて、お金を使っていきたいものですね。


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伝統工芸のイトウ
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