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仕事をもらったら、頭がよく回るようになった。熱中するって自分をよくする。


「研修でお話ししてくれませんか?」

ご縁にご縁で、自分の専門分野についてお話しする機会をいただいた。


これが、メキシコでの初めての仕事だ。(多分謝礼はない。でもそれでも全然良い。)

研修日まで1ヶ月強ある。今までの自分の知識をフル活用して、わかりやすく伝えようと、パワーポイントを作ったり、大学院時代の愛読書を開いて読み返したり。

メキシコに来てから、スペイン語をマスターして、話せるようになるぞ!と頭の中をスペイン語に全振りしていた私だが、今はちょっと違う。

仕事ができたのだ。
やらなければならないことができたのだ。それも、自分の関心が深いものについての仕事だ。


仕事ができてから、私の生活はメリハリがついた。
今までは、ダラダラとアニメを観たり、とりあえず散歩していたり、気づいたらInstagramを見ていたり。やらなければならないことはあるけれど、なーんかボーッと、のほほんとしていた。

仕事をいただいてからは、朝ごはん食べたら資料作ろう、飽きたら掃除して、また資料作ろう、飽きたら散歩して、帰ってきたら専門書読もう、という感じ。

仕事ベースで間に休憩が挟まっている。
そして、休憩しながらだから仕事も捗り嬉しい。資料作成は、進捗が見えるからいい。

それと、気づいたことは、仕事をしている時は驚くほどに集中している。だから時間が過ぎるのが早くて、ぼーっと「何しようかな」で生きてきた私にとっては最高の感覚を得ている。

そして、頭が回り始めると、その他のことも回り始めるようで、トレーニングをしたくなったり、noteもガシガシと書いていたりする。

自分はこれを大道芸の皿回しだと思っている。ひとつ、ふたつ、みっつの皿を棒で回す。全部回すには、すべての皿に集中する必要がある。

自分の中で回っている感じが、とても気持ち良い。


頑張っている自分に酔っているだけかもしれない。いや、頑張っているつもりはなく、自分の時間をうまくコントロールできていることで、自己肯定感が向上しているのかもしれない。


もともと友人や家族にもストイックだねぇと言われることが多かったが、これが私の性格。
お皿を回して回して、物事に熱中していたいようである。

いつもの作業現場(自宅)。
スタンディングデスクなのに椅子に座ってPCをいじる。


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