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日本より美味しい立ち食いそば!メキシコでもできる日がくる⁉︎【メキシコそばレビュー】


あまり公言していなかったのですが、わたくし、実は蕎麦好きです。

八割そば、十割そばが特に好きで、
歯応え抜群の茹で具合、
麺の太さは太めで、揃っていないようなものが好み。


このお蕎麦、
やはりメキシコでは食べられません。

日本食レストランで麺類を食べても、また食べたい!と思える麺にはなかなか出会っていない。

標高、水質、原材料…
たしかにわかるけど。

それでも、うん!と食べて頷いてしまうような、美味しい蕎麦がメキシコでも食べたいのだ。


そんな私の耳に、こんな情報が入ってきた。


『家の近くの日本食レストランに、お蕎麦屋さんができるらしい。』

そして、なんと!

ご縁があって、新しくオープンする蕎麦屋さんでお蕎麦をご馳走になる機会があったのだ。

今回はその食レポをしていこう。

試食した蕎麦

1) ざるそば
2) 天ぷらかけそば
3) カレーそば

1.ざるそば

細麺。しなやかで柔らかめ。
比較的まっすぐな、美しい印象。
5割そば。蕎麦粉の種類なのか、紫色っぽく感じる。

ねぎの辛みがよい。わさびはツンと来ない(生わさびそのものはメキシコで手に入らないためだろう)。

つゆは、かつおがよく効いている。しょっぱいのではなく甘さも感じる、バランスの良い蕎麦つゆ。

蕎麦湯もいただけるので、最後まで美味しくごくり。

2. 天ぷらかけそば

麺はざるそばと異なり、太くちぢれ、ごわっとした蕎麦の実が。
少し歯応えがある、田舎そば風。

つゆは甘め。かきあげとの相性もよし。
個人的にはざるよりもかけの麺の方がコシがあって好みだった。

3. カレーそば

出汁の効いたチキンカレー。
トマトが入ってスパイシーではなく、マイルドな印象。
このままご飯にかけても美味しそうだ。子どもウケも良さそうな味。

麺はかけそばと同じ太麺。

大将とオーナーに訊いた!

Q)何割そばか?
A)二八蕎麦を目指していたが、標高の関係で納得のいく麺に茹でることが難しく五割蕎麦になった。

Q)どのようなつゆか?
A)鰹節、鯖節などをベースに出汁をとっている。日本から持ってくるのになかなか入手しにくい材料も多く、まだまだ発展途上のつゆである。

Q)こだわりは?
A)麺の蕎麦粉は9種類を試した中でのベストを提供している。2年ほどここメキシコで美味しいそばを作るのに研究を重ね、やっと今、自分の納得いく麺が作れるようになった。
つゆは、もう少し研究・改良していきたい。

Q)価格は?
A)予定であるが、一杯110ペソ〜で提供したい。オフィスも多く、日本の立ち食い蕎麦感覚でみなさんに食べてもらいたい。天ぷらやコロッケなどのトッピングも今後増やしていく予定。

最終的には、お土産蕎麦のように、買って帰ってもらうこともイメージにあるという。メキシコでも、本当のそばが手軽に食べられるようになりそうだ。


大将とオーナーのつゆの納得がいっていないようで、オープンはもう少し先らしい。同様に、店名についても不明。


美味しいおそばをメキシコでも手軽に食べられる日は近いのかもしれない。

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