過去ネタセレクション019
今日は心理的に新ネタを書く心境では無いので過去ネタを手直したので誤魔化します。
700回目前ですが落ち着くまで暫く他所で書いたのをここで晒します。
一夜の幻影
漫才/にぎやかな街 隠しきれないさみしさが ほら見つめてる 小さくかがめて守らなければ 自分の存在すら見失うよ 誰もかれもの存在ならば いつも認めざるをえないもの
向井:モノマネ番組見てるとそっくりさんが歌った後にドッキリでご本人登場ってパターンあるよな?
俺が生で見に行った時にはフジファブリックの志村正彦、ZARDの坂井泉水、X-JAPANのhideに坂本九、
更には俺が尊敬して止まない尾崎豊が登場してな。
真中:天気が安定しないので変な事言う人が増えておりますが、嘘を吐くならもっとマシな嘘を吐きましょうよ。
全員既にこの世に居ない方ばっかりじゃないですか。
向井:ご本人が口寄せで出てきた時、観客席から割れんばかりの悲鳴が。やっぱり本物は違うよな。
真中:悲鳴のジャンルが違うと思うんですけど!本物の幽霊が目の前に現れたからですよ!
向井:どうやら恐山のイタコが口寄せして、会場に呼び出したんだけども。
真中:多分幽霊じゃなくてそういう芸風のモノマネ芸人さんだと思うんですけど!本物である証明が出来ないですから!
それにしてもそんな芸風なら声の幅めっちゃ広いですね。
向井:でも会場を盛り上げる辺りやっぱり大物のミュージシャンは違うな。
真中:「やっぱり大物のイタコ、若しくは芸の幅の広いモノマネ芸人は違うな」の間違いでしょ!?
向井:因みに尾崎豊のモノマネをした時には、間違えて尾崎紀世彦の方を口寄せしちゃってさ、もう世界観が台無し。
真中:名前似てる云々の酷さもそうだけど最後凄くやかましい!!ただ君が言いたかっただけでしょ!?
向井:で、俺も出演したんだ。アントニオ猪木のモノマネで。
真中:何しれっと無名芸人の君が出演してんですか!?それも相方の僕に一言も言わないで勝手に!
過剰に供給されてて視聴者はお腹一杯ですよ。この界隈にもコントニオ猪木さんって云う既に最強のヤツ居ますし。
向井:(アゴをしゃくらせながら)「行くぞーーーーーーーー!!!!!
いーち!!!
にー!!!
さーん!!!
チ ャ ラ ー ン ! ! ! ! !」
真中:ベタな間違いをするんじゃないよ!!イタコの事言えないじゃないですか!!世界観台無しだ。
向井:(アゴをしゃくらせながら)「バカヤロ!コノヤロ!」(最後は左目を半分閉じて、右肩をちょっと上げながら)
真中:途中から完全に違う人になってるんですけど!!無駄にクオリティ高かったら高かったで今後のコンビに支障が出そうだけども。
向井:で一通りモノマネしたら現れたんだ……。
ア ン ト キ の 猪 木 と
ア ン ト ニ オ 小 猪 木 が……。
真中:本人じゃない所を見るとやっぱり過剰供給なんじゃないですか!案の定そっくりさんのそっくりさんレベルのモノマネだもの!
向井:で、三人で「俺が猪木だ」「いいや俺が猪木だ」「じゃあ俺が猪木だ」「どうぞどうぞどうぞ」って茶番をやってたら、現れたんだ……。
真中:やった張本人が茶番とか言わないで下さいよ!何か切なくなるやり取りだし!
ちゃんとした水準のモノマネ芸人さんが出たからいよいよですか?
向井:何とそこにはさっきのイタコが……!!
真中:期待を大きく下回った裏切りが得意ですね君は。アントニオ猪木さん70過ぎてもまだまだ健在ですからね。
向井:そしてこの世にあの方を呼び寄せたんだ。
春 一 番 を ! ! ! ! !
真中:その人も猪木のモノマネやってた人!!結局誰一人本人来てないじゃないですか!!もう結構。