ことばで人を、うるおす人になる。
ー高く飛びたい 高く飛びたい
決めたのは 自分だから。
(miwa/つよくなりたい)
このコトバを私は何回歌詞カードでなぞって、
何回背中を押されたのか、数えることができない。
歌詞だけじゃない。
街中のキャッチコピーや、電車の吊革広告。
恩師のひとことに、誰かのひとりごと。
私がここまで全力で人生を進むことができているのは、誰かの「コトバ」があったからなのかもしれない。
「コトバ」って世の中で1番、鋭いと思う。
あるときは胸を躍らせて、あるときは胸を刺してくる。そんな魔法のステッキを、全人類が使えるのだ。
素晴らしいのか、恐ろしいのか。
世の中に必要なのか、不必要なのか。
たまに、よく分からなくなる時もある。
でも、「うるおす」ことができるのは確かだと思う。
昨日、堤藤成さん×Hiroさんのワークショップへ参加した。
そこででてきたのが、「コトバ」は「うる」のではなく、「うるおす」という話だった。
思えば、私の心がカラッカラになって廃れてしまいそうな時、うるおいを与えてくれたのは誰かのコトバだったきがする。
そして、そんな「コトバ」で「うるおす人間」になりたいとか最近考えていた。
ーことばで 人をうるおせる 人になって下さい。
堤さんが、私に向けて紡いでくれた「コトバ」。胸が躍った。
小さなことからでもいいから、「うるおせる」機会を自分で作っていこうと感じた。
速攻、スタバへ籠る。
とりあえず、自社の採用キャッチコピーを考えた。他社のコンテストにも募集してみた。
堤さんの「コトバ」が私の、夢という小さな種に水を与えてくれ、少しずつ動きだしている気がした。
ー直感は超ロジカルシンキング。
この「コトバ」には、土から芽を出す勇気をもらった気がした。
私は基本的に全ての大きな選択は、
大体直感で選んできた。
しかも、それは全部正解で楽しいものばかりだった。
一方で、もっと論理的に物事を考えて、選択をしないと!と謎の焦燥感に襲われている時の選択は、大抵はつまらないことの方が多かった。
私的な感覚だが、社会人になって、
全てを論理的に伝えられる人が強いと信じ込んでいた。だから、私はだめだなあって。
でも、実はそうじゃなくて。
積み重なった見えない私の理論が重なりに重なった瞬間、私だけの答えが打ち上がる。
そういうことなら、そこまで落ち込まなくてもいいのではないかって。
だから、これからも基本的には芽が咲きたい方向へ延びていくことにした。
そんなこんなで、思ったこと。
私、コピーライターになりたい。
唐突?そうでもないかも。
ずっとずっと考えていたこと。
私に向いてるか向いてないかなんて、
とりあえずやってみなきゃわからない。
だから、とにかく進む。
青信号に向かって、どんどん進む。
3月に大学を卒業したら、
コピーライター養成講座に入ろうと思う。
なんて、深夜のテンションで書いたこの記事。
を、読んだ明日の私はどう捉えるのだろう。
少なくとも今、私は
「コトバ」で人をうるおす人になりたい。