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3歳&4か月との週末 -ポップコーンと家族パーティ-
3歳0か月の娘と、4か月の息子との週末の記録です。
土曜日
今日は保育園のママ友と子連れでピクニック。ママ友の旦那さんも出張中ということで、ワンオペが多い身としては、週末ワンオペママ友の存在は、ものすご〜くありがたい。
朝イチで夫が仕事へ行ってしまったため、ピクニックの準備をしながら、娘のおままごとに付き合いながら、化粧と身支度をしながら、息子の授乳とおむつ替えをしながら、部屋を片付けていた。もちろん全て中途半端で、とりあえずの準備をリュックに詰め、とっ散らかったまま家を出た。
風が冷たいのに日差しはポカポカ暖かい。森みたいに広い公園で、ママ友とその息子くんに合流した。真っ青な空に、赤や黄色の葉っぱが映えて、清々しくて、最高の気分。
だだっ広い芝生で、持ってきたボールで遊んだり、追いかけっこしたり、ただただ走り回ったり。遊具がなくても十分楽しめる子どもたち、いいね。
近所のパン屋さんへパンを買いに行って、公園に戻ってピクニック。レジャーシートを広げて、紅葉を見ながらパンを食べる。京都にいたころは、よく鴨川に行っていたけど、久しぶりのピクニックで私も娘もうれしい。外で食べるごはんって、なぜか数倍おいしく感じる。
娘が選んだパンが甘いパンで、私が買ったお惣菜パンをあげると、喜んで食べた。
「甘いのばっか食べるとしょっぱいの食べたくなるやろ? やっぱ、そのパン甘すぎたんちゃうん?」と言うと、「そんなことないよ、甘くっておいしいよ」とムキになっていて、なんか最近、普通の会話ができてるなあとしみじみ思った。
「食べたらまた遊んでくる」と言って、娘はすぐに靴を履いて、寒くなるまでたっぷり遊んだ。
友達とバイバイして、家へ戻ると、夫が帰っていた。家族でそのままスーパーへ買い出しへ。
娘は、子ども用のショッピングカートを押しながら、人参、さつまいも、ブロッコリーと、自分のカゴにポイポイ入れる。自信満々にカゴに入れていくの、すごいな。まあ使うからいいんやけどさ。
晩御飯は、牡蠣の入ったお鍋にした。シメは雑炊。簡単に作れるし、栄養満点だし、あったまるし、洗い物は少ないし、冬のお鍋って最高だ。
今日はさすがに疲れたようで、19時半に就寝。息子はずっと外にいたせいか、興奮してあまり昼寝ができなかった。夜中もなぜか起きまくっていた。寝てくれ...。
日曜日
朝、図書館に紙芝居を借りに行こうということになり、家を出ようとしたら、図書カードがない! 先週、図書館に行って、娘が受付で図書カードを出して、そのまま娘が持って帰ったはず…。いつも図書カードを入れている小さなポーチが空っぽ。どこを探してもカードはない。
こういう、使いたいときに、あるはずの場所にそのモノがないとき、めちゃくちゃイラついてしまう。整理の悪い自分と、図書カードをおもちゃにして遊んでいた娘にイライラしながらカードを探していたら、仕事部屋にいた夫が空気を読んで出てきて、一緒に探してくれた。「息子ちゃん、お前が隠したんか!? そうなんか!?」とか言って、私のピリピリを緩和しようとおどけてくれて、ありがたかった。
結局カードは見つからなかった。再発行するしかないのか…。
気を取り直して、ハガキにクレヨンで絵を描いて、いとこたちに送ることにした。誕生日プレゼントのお礼絵ハガキ。
切手を貼って、郵便局まで歩いてハガキを出しに行く。道でどんぐりを拾ったり、野良猫を観察したりしながら、郵便局へ。いつの間にかポストに自分でハガキを投函できるようになっていた。大きくなったねえ。
帰りに、近所の本屋さんへ絵本を見に行くことにした。道の途中で老夫婦が娘に手を振ってくれた。娘もすかさず手を振り返す。
「お母さんと一緒でいいなあ。どこ行くの?」と聞かれたけど、娘ははにかんで、そのままさよならした。少し歩いたところで娘が、「絵本屋さん行くって言えなかった」と言う。
「恥ずかしかったん?」
「恥ずかしかった。今度会ったら言う」
人見知りは相変わらずなんだけど、今住んでいるマンションの人たちは、会うと必ず挨拶してくれるので、知らない人との挨拶にもだいぶ慣れてきたみたい。
本屋さんに、子どもが遊べるコーナーがあって、娘はそこで30分ほど遊んだ。私が絵本を選んで、「レジで買ってきていい? 一緒に来る?」と聞くと、「ここで遊んで待ってる。寂しくないよ。お姉さんいるから」と、隣で遊んでいた小学生ぐらいのお姉さんを巻き込んでいた。少し年上のお姉さんお兄さんが大好きなのだ。
息子がぐずったので、家へ帰る。娘の足で15分ぐらいの距離だけど、行きも帰りも、一度も「抱っこ」と言わずにちゃんと歩いて帰れた。
家へ帰って、おやつにポップコーンを作ることにした。
オリーブオイルとバターを入れた鍋に、娘がパラパラと乾燥とうもろこしを入れる。蓋をして火にかけると、しばらくしてポンポンと弾け始め、一気にお鍋いっぱいのポップコーンが完成! 塩を振って、一緒に食べた。
夫が帰ってきたのでみんなで晩御飯。いつもごはんの時、息子は足元のバウンサーに乗せているんだけど、疎外感があって寂しいのか、よく泣いている。そこで今日は、食卓ではなく、ローテーブルに座って、息子と同じ目線で晩御飯を食べることにしてみた。
みんなで床に座って食べると、バウンサーの息子もニコニコと嬉しそう。
「ここで食べるの楽しいね」と娘が言う。確かに、いつもと違う場所でご飯食べるの、なんかワクワクするよね。このローテーブルは、先日の娘の誕生日会でも使ったので、パーティー感があったのか、食べ終わったあと、「家族パーティー、またしようね」と言っていた。「家族パーティー」という表現もいいし、「家族」という言葉の意味を分かっているのもすごいな。
今日もよく歩いたので20時には寝てくれた。子どもたちが寝たら図書カードを探そうと思っていたけど、私も疲れてそのまま寝てしまった。
♢
またしてもワンオペ週末だったけど、ピクニックで短い秋を満喫できてとっても楽しかった。ママ友、ありがとう!
娘との初めてのポップコーン作りも楽しかった。簡単だし、楽しいし、ヘルシーだし(ヘルシーやんな...?)、子どものおやつにポップコーン、いいかも。今度は違う味付けで作ってみたい。
子どもたちがもう少し大きくなったら、大量にポップコーン作って、家族で映画を観たいな。
図書カードのくだりでだいぶイライラしちゃったけど、おおむね機嫌良く、楽しく過ごせた週末でした。お疲れ、私!