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3歳&6か月との週末|二人きりの時間も大事
3歳2か月の娘と、生後6か月の息子と過ごす週末の記録です。
土曜日
今週はどこかに行きたい! という気持ちが高まり、家族で動物園へ行くことに。
夫が仕事から帰ってくるのを待って、11時ごろに出発。
昼ごはんを食べ、近くの海岸で海を見た。波に向かって石を投げる遊びを始める娘。楽しすぎて終わらない雰囲気。このままだと、動物園よりこっちが楽しかったって言いそう... 私と息子だけ先に車に戻って授乳することで、なんとか娘を車に戻して、動物園へ出発できた。
大型動物は怖がるので、小動物を中心に見る。娘は相変わらず、動物に対してとても慎重だ。入り口で買ったオヤツを、いろんな動物にあげられるんだけど、いざあげようとすると、ウサギ相手でさえ怖がっていた。私は、ポニーを撫でたり、餌をやったり、楽しませてもらった。
動物園ってなんか物悲しくなるんだけど、近くで動物を見られるのはうれしい。ナマケモノ、オオハシ、カバ、ヤマアラシが見れてよかった。ヤマアラシの毛がすごい迫力だった。
猿山では、丸い筒の中にオヤツを落とすと、猿が食べてくれる仕組みになっていて、それが楽しかったみたいで、喜んでいた。「〇〇ちゃんのあげたおやつで、さる、けんかしてたなあ!」
娘が動物を怖がる様子を見ていると、これこそが自然な反応だよなあと思う。檻や柵があるからと安心しているけど、実際に対峙したら圧倒的に人間が弱いんだから。
娘に、好きな動物を聞くと、「さる!」。今日オヤツをあげた経験から、猿が好きな動物に初めて登場した。
「あとは〜、コアラ! コアラはこわくない。やさしい」
娘にとって、"怖い"の反対は"優しい"だ。そこで、急に思いついたように、
「あっ! やっぱり、ばあば! ばあばとコアラがすき!」
ばあばも好きな動物にランクインしていた。
日曜日
午前中は夫が仕事のため、家で娘とぬいぐるみごっこをした。"〇〇って言って"、とセリフをいちいち指定される。勝手な言動は許されない。
「おかあさん、"わたしもたべたい〜"っていって?」
「私も食べたい〜」
「ごめんねえ、もうないのよ〜」
↑このパターン、よくある。
昼は夫の希望で、回転寿司へ。息子にも離乳食を持っていって、一緒に食べさせた。
隣の席には、小学校高学年か中1ぐらいの息子と娘を連れたお父さんがいた。子どもたちは携帯を見たり、つまらなさそうに食べたり、会話はほぼない。
「うちもあんなふうになるんかな?」
「あれはあれで、いいよな」
「うん。会話がなくっても、お父さんもそれをなんとも思ってない感じがいい」
少なくとも父親に連れられて一緒にごはんを食べにきているわけで、必要最低限のコミュニケーションはあるはずで、不貞腐れながらも、ちゃんと寿司やデザートを食べる子どもたち。お父さんも自分のペースで好きなものを好きなだけ食べて満足げ。思春期の子育ても悪くないなあと、夫と話した。
息子が寝てしまい、娘がゆっくりデザートのパフェを食べる様子を夫婦で見ていたら、結局2時間も経っていた。おなかいっぱい。
スーパーとドラッグストアで買い出しをしてから家へ帰る。
夕方、息子を夫に託し、娘と二人で自転車に乗って買い物へ行った。二人で自転車に乗るのは、息子の妊娠中以来。後ろに乗った娘がずしんと重たくなっていた。
10分ほど自転車に乗り、手芸店で毛糸を買うのに付き合ってもらってから、娘の服を見に行った。「これがいい! おひめさまのワンピース!」と、娘が選んだのは、虹色のチュールのついたワンピース。こういうのを選ぶようになったんだねえ。
家に帰ると、いそいそと新しいワンピースに着替えている。
「みてみて! 〇〇ちゃん、おひなさま!」
娘の中では、お姫さま=お雛さま。
「おかあさんは、おだいりさまになって」
王子さま=お内裏さま、らしい。私はお内裏さまになり、一緒に踊らされた。
娘と二人でお買い物、めちゃくちゃ楽しかった。二人きりだと、ちゃんと娘のペースに合わせたり、待ったりできる。イライラすることもない。こういう時間を大事にしなきゃ。
夜、子どもたちが寝てから、夫と煎餅をおつまみに、晩酌した。夫はハイボール、私は白湯。
何がきっかけだったか、もし子どもが学校でいじめられたら... という話になった。子育て、きっといろんな悩みがこれなら出てくるんだろうな。久しぶりに夫と二人きりでゆっくりしゃべった。こういう時間も大事にしたい。
♢
家族みんなで過ごす時間、娘との二人時間、夫との二人時間、全部がかなって、とってもいい週末だった。
遠出すると、どうしても息子が抱っこされるだけになっちゃうから、平日は息子との時間を大切にしよう。
今週もお疲れ、私!