春風や 白髪抜くよに 雑草摘まむ
ここ2,3日とても暖かく、外に出ると生ぬるい風と思えるくらい、おだやかなゆるい風が吹いていて。
盛り土を見ると、小さな雑草の芽がここかしこと芽吹いています。庭にもここかしこと雑草の小さな芽吹き。
1センチ、5ミリ、3センチくらいがほとんどで、時に5センチ、大きくて8センチくらいの小さなふと抜いてみると、とてもやわらかくて、湿った土からするするするととれたり、でも、中には手強く、プチンと切れる小さな雑草もあったり。早いのは、スコップで土を掘り起こして、芽をつまんで土を振り振り落とすのだけれど、1つずつ摘んでいく。
パーの手の平一杯になった摘んだ雑草を握りしめた時、ふと自分の白髪も同じようにツンツンたくさん白髪パレードになっていることが重なり合った、そんな風景を読んでみました。
飛行船 花の斜面 舞い降りて
春風に揺られながら、ふんわり飛んでいる白い飛行機。音もなく飛んでいくのは宇宙船なのかそれとも、紙飛行機なのか!?の妄想。静かにふんわりした白い飛行機がいいですね。
花絨毯 青空に浮く 飛行船
花絨毯 ホリゾンブルーに飛行船
お花畑に広がる青空をみていたら、浮かぶ白い物体。よくみると飛行船だったみたいな場面を読んでみました。
花起きる 春のレイヤー 飛行船
春の暖かな気候で、冬眠していた草花が芽吹き、横に広がる葉も陽射しの方向へピンと向かっている。春の風は黄金の層のようにキラキラ何層にも連なっているかのようで、飛行船の道にもなっている様子をイメージしました。
つらつらと書いてみる
でもまぁ、雑草も白髪も同じ生命体ではありますが、なぜか人間の美的趣向によって見つけた瞬間、硬直してしまう、そんな傾向さえあります。自然視点でみれば同じ芽吹きなのに、人間の目的に沿わない、阻害するという理由からなぜか摘むことがよしとされがちな雑草と白髪。でも、御年輩の方などで白髪こそ美しいといえるほどに、魅せておられる方もいるわけで。扱いきれない私はやっぱり摘んではおぉ、今日の収穫20本とか言って楽しむんだろう。ちなみに白髪って頭皮の乾燥からくるのかなと最近発見。でもこれは、頭皮が乾燥しているから白髪になる、ということでもなく、多分、白髪が生えるところの頭皮は乾燥(も)している、ということなんだろう。
でも、一方で白髪に対して憧れも持っていたりする。昔、ティモテというCMがあったけれど、あの人は金髪だったけれど、もし白髪だったとしてもきっときれいだったんだろうと。順番として、黒髪から白髪になるから、白髪がポツポツ、どんどん、まだらに入ってきて、しかもメッシュのような感じでもないために、歓迎されないムードになるんだろうけれど、もし、生まれたてが白髪で、年を経過すると黒髪になるのなら、白髪っていいもんだってなるのにねと思ったりします。そうなると、まつ毛や瞳の色も違ってくるのかもしれない。
「雑」とは広い範囲を表す漢字でもある
海外では雑草=害を与える草花と捉えられがちなのに対し、日本では分類されていない草花とされていたんですね。
確かに、確定申告での雑損控除という項目を初めて見た時、粗雑とか雑いとか、雑巾など負のイメージしかなかったので、違和感を覚えましたが、実は「幅広い意味の」という意味だったんだと。
さらに生成AIさんも(Image creator)も雑草というプロンプトに対して、私の想像を超えた美しい草花も雑草にはあると理解してきっと、このような画像をいくつも提示してくれました。
AIは平和的で想像以上に未来的思考を持っているのが大きな収穫でもありました。