続・「あの日、あの時」ランキング2024
つづく、で締めていたのにつづけられず、気づけば大晦日になってました。
ストレスマネジメントのために書いているので、無理せずマイペースに投稿するのがモットーです。ご容赦を。
今年の「あの日、あの時」ランキングでダントツ1位なのは糖尿病と知った7月1日ですが、実はその日の中でも一番印象に残っているのは、糖尿病と知った瞬間よりも、初めてインスリン注射を打った、その1注射目のビフォーアフター。
まだ1型という判定は出ていなかったので、とりあえず1日1回、就寝前に持続型インスリン注射であるトレシーバを打つことになりました。
言われたとおり、寝る前に5単位打って、就寝。
翌朝目覚めた時のことです。
あれ?
あれれれ??
なんだか目覚めた時の感覚が違うのです。
頭が涼やか?クリアな感じ??
いや、頭だけでなく全身がどことなく落ち着いてていい感じ??
そしてなんと言っても、お肌がやたらに潤っている!?
昨日発覚した血糖値がありえない数値だったわけですが、実は世間で言われてるような、喉が渇いて仕方ない、夜中にトイレに何度も起きる、などはあまり自覚していませんでした。
というのも、最近5月くらいからすでに暑くて猛暑日が続いていたじゃないですか…?
熱中症予防のためにも水分は意識的に摂っていただけだし、夜中にトイレにいくもの一度あるかないか、くらいの頻度でした。
たまに昼間にものすごい急な尿意に襲われてトイレに駆け込むことはしばしあったのですが…さすがに今日は水をガブガブ飲みすぎたなぁ〜程度に思っていたのです。
しかも、どちらかと言うと、喉が渇くというより唇が乾燥する、というような症状で、老いによる酷い乾燥肌とずっと思っていました。
実は数年前の春先に、急に肌の春先に乾燥がひどくなった時期があり、俗に言う「ガクッとくる」という類の老化だと思っていたのです。
それまでけっこう適当なスキンケアだったので反省し、さすがにもう高い化粧水を使う年齢(当時四十代半ば)ということか…と、値のはるSK⚪︎とかセットで買ってみたり、保湿パックしてみたり、ちょっとしたエステっぽい施術を試みたり…それでも効果は微々たるもので、年齢には逆らえないんだなぁ…泣…もっと本格的にお金かけて本格的な美容医療のお世話にならないと快適なお肌は取り戻せないのかなぁ…などなど、ずっと老化を憂いでおりました。
まだ手は出してはいなかったものの、美容医療で何が自分に合いそうか、美容注射の種類とか、いろいろ調べてみてました。
結論、
打つ注射違った。
必要なのは、美容注射ではなく、インスリン注射だったとは…。
その後1週間後には1型と明確に判明し、食事ごとにインスリン注射が必要となりました。
するとどうでしょう。
体重がV字回復するとともに、お肌の潤いもすっかり回復!!!
どうやら栄養だけでなく、水分も全く取り込むことができなかったようです。
かかりつけドクター曰く、わたしの場合は緩徐性の1型糖尿病(大人に多い)らしいので、いつどのタイミングでなったかはもはや知る由もないのですが、数年間悩んだひどい乾燥肌がインスリン注射で回復したことを考えると、かなり前からだったのかも…?
ついでに老眼と思っていた目の見えにくさも、いつのまにかなくなっていました…。
家の至るところに100均で買った老眼鏡を配置してましたが、最近はすっかり使わなくなり邪魔な存在に。
そんなこんなで、インスリン注射のおかげで栄養とともに水分を取り込める身体となり、病発覚前の数年間と比べると断然快適な身体となりました。
初回から今日にいたるまで、嫌すぎる・めんどくさすぎるインスリン注射ですが、数年間の悩みが解消し、「お肌が潤って目の調子も良い!!」というのが、かなりのモチベーションとなっています。
医療費として毎月定期的な出費が増えましたが、スキンケアへの出費が減りました。
(というかまた適当スキンケアに舞い戻る…。)
血糖値安定のために規則正しくバランスの良い食事を心がけざるを得ない状況(食事が乱れると血糖値もみだれるので余計にめんどくさいから)というのも、自分にとっては良いのかも。
これから先がまだまだ大変ではありますが、少なくとも発覚して、ちゃんと対策ができて良かったです。
なんでも「老化」で片付けてはいけない。
そんな教訓を得た2024年。
今年もなんとか無事に(と言って良いかはわかりませんが)年越しできそうです。
みなさま、
ありがとうございました!
良いお年をお迎えくださいませ!!