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おならとお腹の張りを改善する整腸剤の秘密:ガスピタンの解説(2)


過敏性腸症候群の患者数と有病率

身体の調子が悪くて病院へいっても原因がわからない病気は少なくありませんが、過敏性腸症候群(以下IBS)もその一つです。

IBSの症状は、腹痛や腹部膨満感を伴う下痢や便秘の便通異常、または下痢や便秘を繰り返す混合型に分類されます。2008年のIBSの研究によれば患者数は約1200万人、有病率は12.5%と報告されています。有病率とは「ある時点」において疾病を有している人の割合です。

つまり、2008年時点でIBSと診断された人は12.5%もいる、ということです

この数値は「診断された人」なので、IBSに該当する人であっても医療機関を受診していない人は含みません。そして別の研究では次の数値が報告されています。

IBSに該当する人の75%が医療機関を受診していない

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