湯山玲子著「四十路(ヨソジ)越え!」 2011年2月24日
おはようございます。自称「男性には勧めない女」神垣です。
今日、ご紹介する本は
男性は読まないでください。
女が怖くなるだけですから・・・
男性にはお勧めしませんが
女性、特に“アラフォー”世代の女性には
強力にお勧めします。
湯山玲子さんの「四十路(ヨソジ)越え!」。
痛快でキテレツ!
でも、「女としてどう生きていくか」の
何よりの指南書です。
湯山さんの著書は、以前「女装する女」を紹介したことがありますが、
その時は正直、ここまでインパクトは感じませんでした
(内容は興味深かったですけどね。その分析力とか…)。
だけど、これは「キタ~ッ!」って感じ。
ますます歳をとるのが楽しく愉快なことに思えてきました。
「四十路と恋愛」
「四十路とセ・・・」
と、内容はかなり赤裸々&直球ですが
「女たるもの、かくあらねば」と目覚めさせられます。
年齢重ねた女性に必要なのは
知恵と対話力と遊びごころ。
若く見られること、きれいでいることに執心したところで
中身スカスカじゃ、いい男といい関係を築くことは
一生できない。
でも、最低限押さえるべき見た目のポイントははずさない。
といった具合に、いくつになろうと
いい男、いい女に囲まれながら生きていくための秘策を、
根本的な考え方の部分から、丁寧かつ詳細に語っています。
恋愛や婚活のハウツー本を読みあさるより
この一冊を熟読すれば、間違いなく
モテながら強く生きていけることでしょう。
個人的な感想を一つ挙げると…
本書の中に
最初のデートでワリカンを要求してきた男性に激怒した女性の
話が出てきます。
「最初のデートは、男性が払うのがマナーなのに、幻滅した」
と怒り狂う女性に湯山さんは、
男性自身がもはや、
そうしたリーダーシップをとることに辟易しているし、
女性もそんな幻想さっさと捨てて、現実の男を見よ! と説いています。
確かにねぇ。
でも、私は男性とサシで飲みに行って、
すかさずワリカン要求されるのはやっぱり嫌だな~。
「ここは俺が…」という相手に「ワリカンにしようよ」と提案したり
「じゃ、2軒目は私にごちそうさせて」という流れが好きです。
ともあれ、40代を目前に控えた女性、まっただ中の女性には
ぜひ、ご一読いただきたい一冊です。
いろんな意味でもやもやしていた謎が氷解します!
湯山さんてどんな人? こんな人です。
▼“オモロイ女”になれ! 湯山玲子が恋愛とセックスの呪縛を解き放つ
▼とにかく”嫌いの輪郭”を持て! 教養がこれからの女を救う!?
(VOL.1447 2011年2月24日配信 メールマガジン あとがきより)