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「歌おう、食べよう、恋しよう」2015年9月9日

 自称「撮影係の女」神垣です。

 昨日、テレビでおなじみの

 あの方を生で目撃しました・・・


 日曜朝のお楽しみ
 「がっちりマンデー!!」
 おなじみの森永卓郎さん。

 昨日、単に
 生の森永さん見たさに
 講演会へ行ってきました。

 会場に入った途端
 ファンと思しき来場者の男性が
 ご本人に話しかけているところに接近遭遇。

 「シャッター押してもらえませんか?」
 といきなり、その男性に頼まれ
 森永さんと見ず知らずの男性とのツーショット写真を
 にこやか、かつ慣れた手つきで撮影する
 親切なおばさんと化すわたし。

 ただ通りすがっただけなのに
 いいような悪いような……。

 講演のテーマは
 「付加価値を高める企業経営」
 だったのですが

 森永さん曰く
 日本の経営者に必要とされるのは
 「現場への権限委譲」と「暗くならない」こと!

 日本と共通点の多いイタリアを例に挙げ
 逐一、上にお伺いを立てなければ物事が進まない組織・仕組みではなく
 余計な口出しをせず現場に任せるようにすれば、会議がなくなり
 現場発意で効率化も生産性もアップする。

 苦境を乗り越え成功をつかむ
 「プロジェクトX」のような世界を日本人は好むが
 イタリアの経営者は「歌おう、食べよう、恋しよう」
 と苦境に立っても明るく、切り替えがうまい。
 今こそラテンのノリを!

 と、ピンポイントで笑いをとりつつ
 「確かにねぇ」と考えさせられる内容で
 面白かったです。

 テレビでは、のほほんとした
 ほのぼのイメージの森永さんですが
 
 講演は定員オーバーの来場者を前に
 江戸っ子らしいアグレッシブな語り口なのが
 意外でした。

「おっさんの感性を捨てる!」というひと言が
 妙に胸に刺さったわたしです。
(VOL.2486 2015年9月9日 配信 メールマガジン あとがきより)


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