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自分のことを「ダメ人間」とさわやかに言い切れるか!? 2012年11月30日

  自称「好感をもった女」神垣です。

 好きですね

 こういう本を書く人・・・


 今日、ご紹介するのは
 「ソーシャルもうえぇねん」

 私が今、ずっと注目している
 「ウェブはバカと暇人のもの」著者の
 中川淳一郎さんが面白い!
 と推していた本だったので即買いました。

 実際、とても面白かったです。

 「独立してからかかわると面倒な人リスト」
 「『お金を払う』ではなく『お金をもらう』とスキルは高速で身につく」
 「『好きなことをやりなさい』という大人は無責任」

 これらは目次にあった項目ですが
 いずれも、面白く
 中には声をあげて笑いながら読んだものも。

 特に

「非コミュグラマーが独立するのに必要なたった2つの勇気」

 が面白かったですねぇ。

 「非コミュグラマー」とは
 コミュニケーション能力が劣っているプログラマーのこと。
 つまり、独立する前の著者のことです。

 そんな彼がたった2つの勇気だけで
 仕事を得、実績を増やしていくくだりは
 とても共感しました。

 私も似たようなもんでしたから。

 コピーライターとしても
 編集者としても
 ライターとしても

 “スペック”の足りなかった私は
 分からないことは人に聞き
 自分を追い込んで覚え
 失敗してもへこたれない

 それで実績つくっていくしかなかったですから。

 2週間ほど前にやっと、
 パワーポイントで資料を作れるようになりましたが

 私の企画書のスタイルは
 今でも、ワードで作ったA4の紙、数枚。

 プレゼン能力は
 あまり上達していませんが
 場数を踏んだおかげで
 緊張はしなくなりました。

 でも、相変わらずくどい
 (性格がくどいから)。

 それでも、なんとか仕事を続けています。

 すごいスペックがなくても
 独立して、仕事ができる
 「2つの勇気」については
 ぜひ、本書をお読みください。

 面白いだけでなく
 考えさせられるところも
 本書にはありました。例えば……

「『顔色の法則』。週に一度顔を合わせないプロジェクトは破綻する」

 ドキッとしました。
 まずいまずい。
 軌道に乗りかかっているからと言って
 顔を合わせることを疎かにしちゃいけない。

「ブームを起こす企画に必要なたった一つもの」

 これも、改めて自分のメディアとして
 メルマガを追及していくヒントを得ました。

 今日、開催する
 【しごび トークカフェ】という企画も
 自分がこれからしていこうとすることの
 礎になると確信できました。

 本書の魅力は
 淡々と書かれたネット界隈の話はもちろんですが

 自分のことを「ダメ人間」とさわやかに言い切れる
 著者・村上福之さんのキャラクターに
 尽きる気がします。

村上福之 著 「ソーシャルもうええねん」

 自己評価が低い人って信用できる気がする。
 そうでない人、いっぱい見てきましたから。

(VOL.1849 2012年11月30日配信 【仕事のメール心得帖】あとがきより)


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