一世を風靡した彼女たちの、その後 2014年8月8日
自称「ミーハーな女」神垣です。
ひと目見て
即、買いでした・・・
女性誌というもの十数年ぶりに買いました。
この表紙を見て、買わずにはおれなかったのです。
ヴォーグ ジャパンの創刊は1999年だそうですが
わたしがこの雑誌を買うのは
創刊 15 年めにして、初めて。
「母さんのファッション感覚はおかしい」
と娘たちに言われて久しく
その前は母や妹からも同じことを言われ
もうすぐ50を迎えようとしていますが
人並みにファッションには興味があるし(え?)
見るのも、読むのも好きで
知識だけはあるんです。
だから、今回のヴォーグの表紙を飾っている
スーパーモデルたちの顔も名前も分かるし
彼女たちが全盛期だった時代も垣間見てきました。
その彼女たちがずらりと並び
「スーパーモデルという生き方。」
というタイトルを見てしまったら
女性誌に疎いわたしでも、
手に取らずにはいられませんでした……。
表紙を飾っている
5人のうち、ナオミ・キャンベル以外は
皆、結婚し、出産も経験。
クラウディアは3人
ナジャとステファニーは4人の子持ちで
40代にして、スーパーボディをキープしているわけですから
もう「参りました」と言うしかありません。
すっかり“過去の人”と思っていた
スーパーモデルの先駆けたちは
妻、母となった今でもモデルであり続け
ビジネスも展開。
まったくもって
未だ現役ということを、本誌で知り
感動すら覚えたわけです。
本誌112ページに
「スーパーモデルに魅せられて。
日本を沸かせた“あの時代”を、徹底検証!」
という当時を知る業界人による鼎談記事に
「スーパーモデルは、大物の演歌歌手みたいな存在。
ヒット曲が一つでもあれば20年くらい食べていける、というのに近く
『スーパーモデル』というだけで何年でもそれで商売ができる」
とあって、まさしくそうだと思いました。
彼女たちは、一生
クラウディア・シファー とか
リンダ・エヴァンジェリスタ という
自らのブランドを背負っていくのでしょうね。
どこまで、スーパーなんじゃ……。
ひとまず、わたしは
彼女たちの「美のヒケツ」に学び
水を飲んで、歩こうと思います。
VOGUE JAPAN (ヴォーグ ジャパン) 2014年 09月号
(VOL.2238 2014年8月8日配信 【仕事のメール心得帖】あとがきより)