脳内帰省のための一冊 2011年5月27日
自称「帰りたいのに帰れない女」神垣です。
たまに
こういう本を読むと
安らぐんですよね・・・
アグレッシブな内容の本も好きですが
そればかりだと疲れてくるもので…。
手元に置いておいて
時々めくっている本がコレ
「自然のめぐみを楽しむ 昔ながらの和の行事」
です。
帯にはこうあります
「500年続く農家のお母さんが語る暮らしを彩る四季の歳時記」。
農村育ちなもので、今でも
月に一度以上は実家に戻って、田舎の空気を吸い込みながら
縁側でぼ~っとしたいと思うのですが
ここ2年は、PTAの役員活動もあり、
月に一度も帰れない日が続いています。
帰りたいけど帰れない…
そんな日が続くと、せめて脳内だけでも
実家に帰ろうと開くのがこの本なんです。
今の時期なら
図入りの「野草の利用法」のページを眺めて
よもぎの新芽でハーブティーを作りたくなったり
「田植え」の本文を読んで
実家の田植えを手伝っていた昔を思い出してみたり…
今年の初めに、この本をめくりながら
昔ながらの風習をほんの少しでも
今の生活に取り入れて
日々を丁寧に過ごしていきたいなぁ、と誓ったのに
慌ただしく落ち着かないまま
5月が過ぎていこうとしています。
現実は厳しい~っ!
まだ、しばらくは
この本で現実逃避する日々が続きそうです。
JA(農協)グループが出版している「家の光」という雑誌があるんですが、
本書も同じ出版元からの発行。「家の光」は私の大好きな雑誌で、
農家版「暮らしの手帖」みたいな趣なんです。
実家の森の木陰で
ビールが飲みたい…
(VOL.1497 2011年5月27日配信 メールマガジン あとがきより)