【エロくない詩吟vol.6】詩吟をやってて良かった瞬間
おはようございます。heyheyです。
詩吟はとてもマイナーですが、知る人は知っています。
知らない人にとってもウケが良かったりします。
ということで「詩吟をやってて良かったなぁ」と思えた瞬間をご紹介します♪
おじいちゃんおばあちゃんにめっちゃ喜んでもらえる
真っ先に挙げるべきはこれしかありません。
自分のおじいちゃんおばあちゃんだけでなく、見知らぬおじいちゃんおばあちゃんも、詩吟を披露するとめっちゃ喜んでくれます。
これは、詩吟自体のスキルの良し悪しではなく「懐かしい」という気持ちの方が強いのかもしれません。
今でこそ、詩吟というのは「エロ詩吟」くらいしか知られていませんが、昭和の前半では結構メジャーだったそうです。
現代の詩吟の基礎を築いた方の一人が「木村岳風(きむらがくふう)」という方です。
後に全国規模となる日本詩吟学院の創始者となるこの方ですが、昭和初期に詩吟を伝えるべく全国行脚を行い、詩吟の普及に尽力されました。
とても昔のように思えますが、僕の師匠の師匠が直接教わったことがあると聞いたことがあるので、そんなに遠くない存在なのかも?
この全国行脚と、戦時による愛国精神の向上を目的に利用されたこともあり、詩吟というのは今でいう「ラジオ体操」のような身近な存在だったようです。面白いものですね。
だから、相当な年配の方にとっては詩吟は懐かしく感じて喜んでくれるのでしょう。
面接や自己紹介で最強
「はじめまして、heyheyです。趣味と特技は詩吟です!」
そう切り出せば、大抵の面接や自己紹介は何とかなります。
先ほどと違ってめちゃくちゃ実用的な面です(笑)
高校、大学、社会人となる面接の場において、このセリフを言わなかったことは一度もありません。そしてほぼ全ての面接で合格を勝ち取ってきました(笑)
これがどこまで効くのかはわかりませんが、「印象に残る」という意味では最強です。「あぁ、あの詩吟の子ね」で覚えてもらえるからですね。
この自己紹介が強いのは、その後の話も誘導できるからです。
自己紹介の後には、ほぼ100%次の質問です。
「なんで詩吟なんて始めたの?」
そしてこうなります。
「せっかくだから、ちょっとやってみてよ」
始めの頃は緊張しましたが、このやりとりを何度も何度も、それこそ両手では数え切れないくらいなると、流れるように対応できるようになります。
自己紹介で悩んだことは一度もありません。
めっちゃ、便利です(笑)
自分に自信が持てるようになる
ぼくは詩吟を通じて「自信」を身につけました。
詩吟がなければそう簡単に「自信」なんて身につかなかったでしょう。
他でもない「自分の声」を使って演じる。
それが詩吟です。
人前で披露する際に、伴奏も必要ありません。
道具も必要ありません。
だから、「僕の詩吟」が評価されれば「僕自身」が評価される気持ちになれます。
知らない人に評価されるようになるには、それなりの鍛錬は必要ではありますが、得られるものは大きいです。
猪木さんでは無いですが「自信があれば何でもできる!」くらいに思っています。それほどに自信は大切です。
この内容はもっと深堀していきたので、今回はこの辺で。
「詩吟って変な感じがするけど、色んなところや場面で役に立つんですよ」
そんなことが伝われば幸いです♪
ここまで読んで下さって、ありがとうございました!