「いい学校に行っていい大学に行きなさい」のリアル。
よく父親が
「勉強しないとホームレスになるから勉強しろ」ということを言っていました。
「塾に入れてもらってまで勉強して●●大しか入れなかったらバカ」
「●●大しか入れないくせにメガネかけてたら、目までバカ」
よくもまあこんなに品もなく、知性のかけらもない教育をできたものだな、と親になってよく思います。
当然外では
「いろいろな事情があってチャンスに恵まれない人もいる」
だとか
「ペーパーテストだけがすべてではない」
ということを言うわけです。
周囲に相談したこともあったものの
「お父さんは不器用なんだよ」とか
「期待しているからそういうのでは?」となりますね。
今でこそモラハラだとかいろいろ言われるようになってきましたが、昭和の時代の教育はこういうのが一般的、というより教育=モラハラみたいなところがありました。
いい大学に行っていい会社に入りなさいと言われた時代と言われてはいるものの、もう少しリアルに言うならばうちほどひどくないにせよ、
「どこどこの大学に入ると夢も希望もない」みたいなことが言われていたように思います。
シンプルに知りたいのは大学でも勉強でもなく、「どこに夢や希望があり、そういうあなたは今なにに夢や希望を感じているのか?」だったように思います。
自分が天職作りのお手伝いをしているのはシンプルにこの問いに答えたいから、ということのように思います。