旅の記録を残してみる #1 ~別府編 旅が始まった理由~
俺は無類の旅好きです。全都道府県に行ったことがあるくらいです。
しかも、普通の旅行ではなく、普通列車だったり、軽自動車で下道だったり、そういう感じです。
それだけ旅をしておいて、何も記録がないのはもったいない。
そんな風に思って、ここに記録を残してみることにしました。
旅の始まり
思えば、13歳の秋くらいだったか。中学2年生でした。
当時、吹奏楽部にいながら、学校でトラブルを起こしまくっていた時代。
といっても、いわゆる「ヤンキー」タイプというよりは、
スネ夫みたいなやらかしをするタイプでした。超迷惑。
ある日、スマホというものを手に入れます。SIMカードは入っていないものの、Wi-Fi小僧として生きることに。
そんな中、俺はあることを思いつきます。
「うちの中学の2年全員のライングループ作ろうぜ」
中2の発想ってそんなものです。裏サイト的なものが欲しかったんです。
学校嫌いだった俺は、そうやってグループを作りました。
通知は鳴りやまない日々。
100人以上入ったと思いますが、最後どうなったんやろ。
そこで、既に転校した女の子とそのライングループで知り合います。
才能の無駄遣い
さすがに名前は出せませんが、ここでは仮にユウさんとでもしとこう。
なんでその名前かは、まあ俺に直接聞いてください(笑)
ユウさんは、ある日俺とLINEで繋がります。
例のグループから俺に興味を持ってくれたようで。
なんでも、当時流行っていた「タイムライン」の投稿から…
「才能の無駄遣いとは君のことだ」
そう思ったそうです。
その投稿の写真…残っていました。
そう、台風の前日。休校の願いを込めて。
馬鹿なんだろうな、俺。
当時の写真を振り返ると、くだらんことばかりやってます。
まあまあ、そんな俺と話が合って、ユウさんと仲良くなります。
昼夜逆転の生活
ユウさんは、中1まで同じ中学でしたが、このとき既に大分に転校していました。同じ中学にいた頃は、話したことすらありません。
仲良くなってからというもの、学校から帰るとすぐに、ユウさんとひたすらラインで話す日々。当時、俺は付き合ったこともなければ、告白したこともされたこともない。有頂天。
次第に、毎晩電話をするようになります。
我が家は22時でスマホを使わないようにするルールでした。
そんなの知るか!!!青春には関係ねえ!!
気づけば、朝4時まで毎日電話するようになり、
まず学校についていけない。
しかも当時超絶学校で反抗していたので、常に生徒指導。
まあまあ、何はともあれ俺はこう思います。
会いてえ!!!!!!!!!!!(鼻血)
俺は親父に、「諸事情あって大分に行くから高速バス代をくれ」と言い出しました。
親父「言いわけねえだろ。子どもがそんな金使うな。」
親父「行くなら普通列車ででも行け。」
俺はその言葉を真に受けました。
そして当時の親友を誘って、旅の計画を練りだします…。
~続く~
↓次回↓