場面10:松井のモノローグ(音楽劇「君の名は希望」12)
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松井、舞台中央に一人だけ残る
松井、右手にペンを持ち、ノートに日記を付ける
ペンを走らせていた手を止め、顔を上げ語り始める
あおぞらの家の子供たちの問題が解けた時の嬉しそうな顔を思い浮かべながら、何より楽しかった時間に心満たされた感覚を覚える
松井「目まぐるしく過ぎた一日。いろんなことが一度に変わった
そして自分が一人ではないと少し思えた
白川君ってどんな人なんだろう
無理やり手を引っ張られて、いろんな所に連れて行かれて
でもそれで新しい世界が拓けて
いつもそばで微笑んでいる、私にとって日向のような存在になったのかな?
けどそんな君をこれからも探してしまうだろう
道端にふと咲く花のように、心癒してくれるそんな君を」
松井、語り終わってから道端で摘んだ小さな花を手に持ち、それを目の前にかざして愛おしそうに眺める
松井「この花が雨に打たれても青空を見上げるように
一度きりの人生、降り掛かる運命を自分らしく受け入れていこう」
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