昨晩、ChatGPTのGPTsで「震災・津波防災ガイド」を作りましたが、ChatGPT Plusの有料ユーザにしか利用できないサービスでの提供をしていたので、無料で使えるバージョンを作成しました。
2024/01/03 16:47 追記
どうやら規約に抵触したか何かで停止されたようです。
2024/01/04
GPTs版が復旧したようなのでこちらも再開しました。
こちらのリンクから使えます。
ChatGPTのGPTsバージョンについてはこちらに詳しく記載してます。
API費用は私の持ち出しですが、自由に使ってください。運用費用に困るようなことがあればどなたかにサポートをお願いするかもしれません。
技術的には無料版とGPTs版とあまり違いはなく、東京防災の情報を利用して開発しております。
一応異なる点を下記に挙げておきます。
ブラウジング機能がない: 一番大きな違いはネット検索をさせることができないことです。最新情報を参照した回答が必要な場合はGPTs版(有料)を使用してください。
質疑応答を保存する機能がない: この無料版は記録に残すことができないので、スクショなりテキストコピーして残すようにしてください。
画像を生成できない: 必要性については分かりませんが、GPTs版には画像生成がついてます
その他: OpenAIの内部構造までは分からないので違いがあるかもしれません。
ハルシネーション(間違いを言う)問題は現状技術的に解決できないので、回答の信頼性は70〜90%くらいの精度と考えて受け止めてもらえると良いと思います。
それでも一次情報ソースのないSNSの拡散よりかは信頼できると思います。
私は東日本大震災の時に、被災した友人の安否に関わる情報について、夢と現実を混同して誤った情報を流してしまったことがあります。後に無事であることを確認できたので結果良かったですが、冷静でない人間の情報なんてロクなもんじゃないと思っています。
ハルシネーションがあったとしても、人間じゃないことにメリットがある場合もあるということを認識するのも良いんじゃないかと思います。
使用例としてGPTs版と同じ質問の回答を例示しておきます。
使用例
Q. 避難場所の水が明日には無くなる!!私たちはどうすればいいんだ!?
家も家族も津波に流されて、もうどうしたら良いか分からない。。。
震災、津波に被災して避難所にいる。被災者の役割分担のためのチェックリストを作って。
被災して子供達が泣いている。笑って過ごせる方法を教えて。
免責事項
GPTs版および無料版の「震災・津波防災ガイド」を使ったことに起因するあらゆる問題については、当方にて責任を負うことができません。
非常に無責任で申し訳ないですが、指示に従うかどうかは各自で判断してください。
OpenAI APIの利用規約では治療や処置の方法といった医療情報、特に命に関わる問題やトリアージでの利用は厳禁とされています。もしかしたら規約違反で公開停止させられるかもしれません。そう言った懸念をお持ちの方はハルシネーションが技術的に解決するまで利用をお待ちください。
それでも私が「震災・津波防災ガイド」を公開するのは、これを使って助かる人がいるかもしれないと考えるからです。ハルシネーションで命を落とす危険もあると思います。しかし最近のGPTの回答では専門家に相談するように促すメッセージが必ずと言って良いほど入るようになっています。被災者は藁をもすがる気持ちで助けが必要です。
私はGPTにハルシネーションがあったとしても藁より役に立つと思っていますし、藁の使い方も教えてくれると思います。
支援が届くようになったらその支援を頼ってください。
この「震災・津波防災ガイド」は今すぐ必要な人に、他にすがるものがない人に届き、何かの役に立つことを祈っています。
さいごに、災害で亡くなられた方が安らかに眠れることと、全ての被災者が早く幸せな生活に戻れることを祈っております。