『時効警察』の思い出
シゲクです。今放送中の『時効警察はじめました』は、テレビ朝日系「金曜ナイトドラマ」枠で放送されており、『時効警察』、『帰ってきた時効警察』に続く、第3シリーズです。
放送期間は、『時効警察』が2006年1月3日~3月10日、『帰ってきた時効警察』が2007年4月13日~6月8日、『時効警察はじめました』が2019年10月11日~となっています。
『時効警察』シリーズは、12年の歳月を経て、『時効警察はじめました』として復活したことになります。
総武警察署の時効管理課という架空の設定で、主人公のオダギリジョー演じる霧山修一朗と麻生久美子演じる三日月しずかが、時効になった事件を趣味で捜査していくドラマです。
他にも魅力的な登場人物が数多く登場し、毎回様々な趣向が凝らされています。
『時効警察』が始まった当初、私は高校3年生で、進路が全く決まっていない状態でした。不安が頂点に達していたとき、『時効警察』という不思議なドラマが始まったことを記憶しています。
なぜ、時効になってしまった事件をわざわざ調べるのか。しかも主人公の趣味で。今文字にしても謎だらけです。
ただ、その第1話を見た時から、その世界観に引き込まれてしまいました。
「時効」になったからといって、犯人や共犯者、関係者にとってその「事件」が終わったわけではないという重いテーマでした。
みなそれぞれ秘密を隠して生きている。でも、その秘密を誰かに知って欲しい。ずっと抱え込むには辛すぎる。そんな感想を持ちました。
そして、その秘密を解き明かした霧山と三日月は、「誰にも言いませんよ」カードを渡してその場を離れていきます。
最近、再放送を見直したり現在放送しているエピソードを見ていると、霧山がなんだか「仏」のように見えてきました。
犯人の「罪」の証拠を明らかにして、自白させる。そこに霧山の感情は無く、淡々と秘密を明らかにする。
なかなか他にはないドラマです。
『帰ってきた時効警察』が放送された時は、大学生になったばかりで、初めて出来た彼女も『時効警察』好きであったことを思い出します。
たくさん『時効警察』についての話をしました。多分どこかで今の『時効警察はじめました』を見ていると思います。
『時効警察』シリーズが放送している時、たまたま自分の人生が変化していく時期に当たっています。
第2シリーズが終わって、もう復活することはないと思っていました。
そんな中、今回の第3シリーズ『時効警察はじめました』が始まり、12年ぶりの復活。
また、自分の人生が大きく変化していく時期に放送されています。
悩んでいるとき、苦しんでいるとき、いつも力になってくれているドラマです。
最終回はどう終わるのか。この後、次のシリーズはあるのか。
これからも注目していきたいと思います。
いつも夜中に更新していますが、noteのドメイン移行の影響でこの時間になりました。歴史的な瞬間に立ち会えて嬉しいです。
今日は、この辺で失礼します。