伝えたいこと

提案書の書き方や仕事の話で
結論から伝えることが大事。
よく教わってきた。

その伝え方に慣れるまで
いつもどこかにギャップを
感じていた。

必要なことは
「結論と、して欲しいことを
先に伝える。」

「物事を深く考える」特性は、
かなりの才能であり、
使いこなすには、慣れが必要である。

人の顔色や使った言葉、
その時の状況や相手の都合、
さらには前後関係まで。

言葉にできないくらいに
多くのことを汲み取って
察してその上で、自分の話を
伝えることに気持ちの整理から
言葉にすることに時間を要する。

伝えるときには、
相手にわかってもらおうと
状況から心情も含めて
説明してしまう。

そうすると、
「で、何が言いたいの？」
こう突っ込まれる。

そうすると、伝わっていないと
感じて話したくなくなる。
どうせ聞いてもらえないと
諦めてしまう。

結論を先に伝えると、
なぜか不完全燃焼になる。
何かもっと話したい気持ちになる。

有用感を受け取ることができないで、
やりきれない気持ちを引きずっている。
効率的な話は、どこか寂しさを感じる。

考えすぎるから余計に
伝えないとわからないと
勝手に思っている。

仕事では、そこまで求められていない。
求められて初めて話すこと。
安心して無駄を省くこと。

大事なことは
「結論と、して欲しいことを
先に伝える。」

これだけで、伝えたいことは
十分に伝わるのである。
気にしたときに初めて、
説明を求められる。

求められるまで安心して
手放していこう。