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【イベントレポ】文学フリマ福岡10参加しました!

去年の同時期に文学フリマ福岡9に出店し、
その際「来年も出よう!そして全国の文学フリマに参加して、レポート本を作ろう」と思い、勢いで広島→香川→札幌→福岡→東京→京都と申し込んだ私。

香川こそ抽選で落ちたものの、他はすんなり申し込むことが出来まして。
先月札幌で楽しい夜を過ごした後、今回の福岡を迎えることになったわけですが、先にひとこと言わせていただくとかなり辛い参戦になりました。

なぜならば、文学フリマ福岡が開催される27日の1週間前。
10月20日(日)に引っ越しをした
からです。

文学フリマはまず、申し込みを済ませたら抽選対象外枠なるものがあり、先着で抽選せずにイベント出店できる権利が与えられます。その場合、支払期限と言うものがあり期限までに参加費を支払わないと出店の権利が無くなります。
支払い関係は早めに済ませておきたいという性分なので、3月にイベント申し込みと支払いを済ませたわけですが、4月末にその時住んでいたマンションを立ち退いて欲しいと通告されました。

期限は10月末まで。

ちなみに文学フリマは入金した場合、キャンセルしても返金されません。(大事だからみんなも覚えておいてね!)
ものすごく迷ったのですが、とりあえず『出店する』と言う方向で動くことに決めました。
ま、何とかなるやろうと思ったわけです。

ちなみに守屋家で引っ越しするのは2回目。
1回目は夫が勤めていた会社を辞めて、専業主夫になったときに固定費を減らそうとして引っ越しを決めました。(私が)
その時に狭いものの駅から近く(特急の停まる駅に徒歩10分)、3DKなのに家賃が駐車場と共益費込みで55000円という激安物件であるマンション(という名の団地)に引っ越した私たち。
結局今回立ち退くまで12年弱住みました。前回の引っ越しの記憶をたどり舐めてかかっていたのですが、あきまへん。
12歳年取ったのよ。前回から。あの時の私はまだ30代だった。時がたつのは早いものですな。


そんなことはどうでもいいのです。文学フリマの話をしなければ!
(引っ越しの話はまたまとめて書こうと思います)
今回は前回のエルガーラホール(天神)から河岸を変えて、博多駅から空港寄りに行ったところの
福岡国際展示場&カンファレンスセンターでの開催となりました。2021年に出来た建物で、めちゃキレイ。
博多駅のバスセンターからたったの2駅で着くため、迷うことも無く到着しました。(重度の方向音痴)

一般参加者(お客さん)も、サークル参加者も過去最高の人数で、盛り上がりました。(併せて1500人程度の来訪者でした)
しかし地方の文学フリマの良さはだいぶ減ってきたかな~と言うのが正直な感想。チラシもなかなかもらってもらえない。

お客さんまでの位置が遠い~というのが正直な感想でした。

まあ今回はお品書き兼ブックカバーは持って行かなかったし、無料配布本も配らずに、持って帰るに任せていたし、配ったのは探偵本のチラシのみなのでまあそんなものかなと。
チラシが貰ってもらえないのは、通路が広くて目線が合わないというのも大きかったと思いました。

頒布数はまだ数えていないんですが、札幌で頒布した新刊の
「探偵は甘すぎる」が今回の福岡で全部捌けてしまったことを考えると、前回ほどでは無いにしろ順調だったのではないかという体感です。
こちらも後程結果として別記事にアップしようと思います。

<良かったこと>
・「探偵は甘すぎる」のチラシをたくさん用意したこと。最後まで配るものがあったこと。(これ大事。トークだけじゃお客さんを呼べない)
引っ越し前に文学フリマの出店準備を終えていたこと。
 おかげで引っ越しで燃え尽きてもとりあえずの出店は出来た。
・上記の一環として、在庫を数えて段ボールに詰めて送るだけにしておいたこと。引っ越し当日に隣のセブンイレブン(前の家の隣にある)に出せたこと。
・余裕のある時にフレークシールとラミカを大量に作っていたこと。大好評でした。(一人もいらない!とは言われなかった。良かった)
・前回ポスカが出なかったので値札をつけたら売れた。
(当たり前のことです。値札ないものは売れない)
本を送ったので持っていくのが辛くなかった。体力大事。

<反省点>
・体力が無さ過ぎた(引っ越し直後だもんね仕方ないけど)

・Xが突如使えず直前の宣伝が出来なかった(対策する時間も無かった)

・新刊の売れ行きが見込みより多く、不足した。せっかく来てくれたのに買えなかった人ごめんなさい!
(増刷が決まりましたので文フリ東京には持参しまっせ)

絵葉書が札幌で全く出なかったので刷ってなかったところ、福岡では売れたのでもっと作っておけばよかった。
 値札付けたら売れました。パンダくんのイラストが可愛いと評判で嬉しい。

・イベント限定のコピー本の見本誌に値札をつけてなかった。(わかりにくいので買いにくい。だから値札は大事……以下略)

・売り子さんをお願いしていなかったので、どこも回れなかった。(回れても今回は購買意欲までつながらなかったのでしかたないけども。やはり体力は大事)

収穫>
・お隣さんがとにかく売るのが上手で、論点がぶれない。
また、チラシを渡した後の試し読みを誘うトークから、Xのフォローまでの流れが美しい。オマケなんかつけなくても、フリーペーパーがスカスカでも売れるのだなと言う良い見本を見せてもらえた。
今後の参考にしたい。(リアス式さんという方でした)
せっかくなので1冊ゲットしとけばよかった。商業の話も来てるらしいです。めでたい!

・値札付けたらちゃんと売れるし、あらすじを書いたポップを置いておけば、トークが少々おかしくても売れる。なので、事前準備大事。
みんな掘り出し物を探しに来るので、基本買いたいと思っている人たち。
なので、ちゃんと宣伝すれば坊主で帰宅することは無いはずという事を、改めて実感。

感想>
・頑張って作ったラミカとフレークシールが好評だったので嬉しい。

・新刊の本誌が売り切れたので目標達成。(今回の文フリの目標は探偵は甘すぎるの初版を売り切って再販をかける。だったので嬉しい)
予約が2冊入った!

・文フリの女王という称号をいただく。
(もっとすごい人たちはたくさんいるぞと思いつつ、ありがたくお受けします)

・センスが抜群だと褒めてもらえる。(作家買いしていただけた)

・タロット談議が出来た。タロット好きのおじさまがアンソロを買ってくださった。札幌でもアンソロジーが出たので嬉しい。

・少なくとも2名は、見本誌コーナーで読んで面白かったからください!と言っていただけた。嬉しい。(興奮ぎみに買いにきてくださった)
見本誌コーナーで見かけてと言われたのは初めてだったので、素直に嬉しい。

・今回新刊を端的に表現するため
「おじさん二人が甘いものを食べながら、難事件を解決する話です!」と呼びこんでいたら、失笑された。(10人中8人は笑われた)
これは美味しい!耳と心に残るトークが出来た!と個人的に大満足でした。(トークで購入いただいた方も)

次回までにやれたらいいなと思う事>
布ポスターの作成。
新刊の表紙を飾った小田恵子さんのイラストが目を惹いたので、ポスター用のデザインをお願いして発注したい。(東京に間に合わなければ京都でも)

ラミカの補充。
スイーツイラストを描いて、ラミカを増産するぞ!と思っております。
ラミカスイーツバイキング、大好評でした。わーい。

次は何を作るのか?アイデアを練りたいと思います!
参加者の皆様お疲れ様でした!
コッシーさんの記事にすまスパのラジオレポがアップされています。私もインタビューされてるので(結構最初の方)ぜひお聞きくださいませ!




いつも撮れない写真も撮れたんで満足!

後は【結果と反省】と【戦利品とおやつと感想】
の2記事をアップする予定なので、お付き合いくださると嬉しいです。


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