10年やって成就しないなら本気じゃないかかやり方がおかしいかのどちらかだ。という話
石の上にも三年、という言葉があるが
昔尊敬しているカッコいい方(80代で演劇鑑賞運動にかかわっていた方)が仰っていた言葉に
10年やって成就しないなら本気じゃないかやり方が間違っているかのどちらかだ。
というものがある。
個人的には10年やる前に棚卸してほしいと思うが(やり方とか)
期間はいつでもいいので、目標が達成できなかった時にその理由が
やり方がまずかったのか、一生懸命やっていなかったのかを一旦考えた方が良いと思う。
動いている時に立ち止まって考えるのは、勇気がいると思うが
その勇気とこれからの数年貴重な時間を無駄にするのと
どちらを取るかって話になるので。
あとこの二つのほかにも
「本当はやりたいと思っていることじゃない」てのもあって
これが一番曲者かもしれない。
例えば月商7桁稼ぐ(古いが)というキャッチで売ってる人がいて
実際に100万円超稼いだとして、その人が=幸せとは限らない。
その為には幸せとは何ぞやという事を棚卸しないといけないのだ。
私は小説を書いて皆に読んで欲しいと思っているが、
だからと言って商業出版したいと思っているかというとそうでもない。
人から乞われて作品を作るというのも面白そうだが、たぶんすぐに飽きると思う。
だって、自分がやりたい事じゃないから。
私は私の手で生み出した宝物のような作品を、自分の手で形にして広げたいのだ。
もちろんネットで拡散されて、それが商業出版されたり映像化されたりすることにも憧れはある。だがそれと同じくらい自分で好きなように(限られた予算で)装丁に凝った本を作る喜びは代えがたいものである。
一般的な幸せの叶え方とは違うのかもしれないけど、
ちゃんと自分で幸せを見つけ出して叶えていくことは出来る。
そしてその積み重ねは新しい夢を叶えるための栄養になるのだ。
だからこそ、自分のやりたい事や本来の望みを失わないようにしたいと思う。
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