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【文学フリマ福岡9】設営の反省点と今後出たいと思う人向けの今回の舞台裏を全公開!

10月22日(日)天神エルガーラホールにて開催された文学フリマ福岡9の感想と反省と戦果のまとめです。たぶん参考になる……はず!
当日の設営はこんな感じでした。写ってないけど右側に九大の短歌サークルの方がいます。なので、お品書きのスタンドが侵食しないよう気を遣ってます。

設営完了の写真!

今回はあの布の上に黒レースの敷き布を重ねてみました。
実は最初の文学フリマの出店の直後に、あの布のお洗濯に失敗してなんだか白っぽくなってしまったんですよね。黒が白くなると(逆もまた真なり)小汚くそして安っぽく見えるんで、それをカバーするために上からレースを敷くことに。
(※あの布とは同人誌即売会におけるテーブルの上に敷いて、ブースを彩る布の事である。売り子側にポケットがあることでつり銭等の用意がしやすく、販売に適している。ちなみに私の場合おつり銭は中央の書類ボックスにレジスター状にインしてます。袋に入れるよりやりやすかった)

ちなみに私のあの布は母の作品で、3年前の誕生日プレゼントとしてオーダーで縫ってもらった物。布のアドバイスは確か母にもらったと思うが、自作する場合は少々目の詰まった重めの生地がお勧め。なぜなら内ポケットに何か入れた時のたわみ(荷重で歪むこと)防止と内ポケットに多少の物を入れても動きにくくするため。
布自体が重い事で、特にひもでテーブルに固定しなくても布がずれることが皆無でした。間違ってもペラペラの安い生地は避けた方が良いと思います。(内ポケット作らず物を入れ無いのであれば別)

わたしのブースは恋愛小説とか女の業とかそんなイメージなので黒レースはちょうど合うんじゃないかと。それに私の頒布物は非常にカラフルなので、それに映えるよう什器はなるべくモノトーンにしてます。

後で思ったのは、無料配布のお知らせと新刊のポスター。逆に貼れば良かった。

右側に積んでいた無料配布の下に無料配布のお知らせを貼るべきだったと反省。しかも作り忘れてたので、A3あたりで印刷しておけば良かったです。広島では改善します。

あと、先日猫野サラさんに「大阪の文フリでブースの裏を売り子さんに褒めてもらったんでその写真を(参考になるように)アップしますね!」なんてことを(偉そうに)申し上げたのですが、なんと写真を撮り忘れました!てへ。

というわけで、つぶやきにも載せましたが記憶で絵を描きました。朝マック中にだいたい10分程度で描いた絵なので荒いのはご容赦くださいませ。(なかなかの再現度だとは思う)

B6本がBL本に見える罠。

去年の文学フリマ初参戦時に購入した白の書類用のプラボックスが大活躍。
A4サイズのボックスにチラシを入れ、右端につり銭と筆記具を入れた箱を納めます。(たまたまもらったお菓子の箱がぴったり!たぶん缶とかでも同じくらいのサイズはあるはず。デパ地下のクッキーの長方形の箱とか)
つり銭は100均で買ったコインケース(セリアとかにあります。100円と500円玉がいい感じに入るやつ)にこまめに崩しておいた小銭を用意。(イベントを意識して常に貯めておいてます)1000円札も2万円分くらい用意。(私は5000円札も2枚くらい用意して、合計4万円くらいのおつりを用意してますが、普通はそんな要らないかと。
ボックスの上に大き目の本(今回は闘病記)をスマホスタンドでディスプレイ。表からかなり目立ったようです。ちょっと高さも出るし良かったかなと。

筆記具はサインペンとボールペンとマッキーがあれば充分。
絵を描く人は勿論道具が必要でしょうが、最低限それがあればなんとかなります。
あとはマスキングテープ(白)と透明な手で切れるテープ(設営のポスターを貼ったり、什器の裏側から本を支えるために補強した黒いボードを貼るために使いました)、付箋とメモ帳(取り置きなどに使える)を用意。完売した時などや無料配布の案内を書いてテーブルに貼ったりと活躍しました。

・あの布の上に敷くレースは、テーブルの上にギリギリ乗る程度にしてます。(内側に垂れてこないよう折って調整)
ポスタースタンドにはお品書きを。
表はお客さん用にあらすじとタイトルと価格を書いてますが、裏側はタイトルと価格のみ。その代わり字を大きくして見やすく。

これは大阪のやつだけど、福岡のもこれにブース番号張り替えただけ。

こちらが表側です。

丈夫にするためにダイソーで売っていた黒のボードを使いました。(A3サイズ)注意点は隣のブースに引っかからないこと。すべてテーブルに収まるよう斜めに配置します。
あとは、以前ぱりこ(伊藤巴)さんの記事で「左側に売りたいものを、右側に無料配布を」とアドバイスされていたのを汲んで、右のポスタースタンドの下に無料配布本を積んでました。

裏の見えないスペースに頒布するための本(要は在庫)を置くのですが、大きな本はラックの裏に積んでおき、小さい本は売り子側のポケットに種類別に並べて数冊ずつ入れます。(台に載らないものや、ポケットに入り切れないものは机の下のキャリーバッグに入れておき、ふたを開けておいてすぐに出せる状態にしておきました。表には見本誌だけを置いてます。
何せ冊数が多く(上下巻を1セットとしても10種類持っていった)展示するだけで精いっぱい。私の半数の量でも2ブース取ってる人もいたのに、ケチ根性が邪魔してそんな事も出来ずに1ブースに詰め込むだけ詰め込んでおります。

そこにポップも飾るので本当にギチギチに詰まってる感じですね。
ポップに関しては前もつぶやいた通り、黒ベースで統一すべきだったなと思いました。そもそも本がカラフルなのでごちゃつきすぎたかなと。

あと、台より下のポップは遠くから見ないと目に入らないことも分かりました。

こちらは大阪のブース。豆本のポップはこの位置が見易いようです。

大阪の文フリだとプラの書類ボックスの裏(闘病記を飾っている下)に豆本のポップを置いていたのを、邪魔だからという理由で豆本を入れてた箱の下に置いたせいか豆本の価格が分かりにくかったように思いました。次回は上に置こうと思います。

今回の文学フリマ福岡では初の試みとして、今回チラシ兼ブックカバーを配布しました。表がお品書きのチャート、裏がブックカバーになるものです。去年はお品書きチャートのみを配りましたが、食い付きが違いましたねー

それをきっかけにわたしのブースを気にしてくださる方も数名いらっしゃったので、無駄じゃなかったなと。チャートテストも配る分とは別にクリア下敷きの中に入れた見やすいものを用意して、お客さんに見せつつ説明。会話を楽しみつつ営業トークをさりげなく入れ込んでました。(チラシが無くなってもチャートがあれば大丈夫だしね!)

配ったのはクラフト紙ですが、お店に置いてたのは白い紙に印刷したもの。

やはりお品書きは白地に印刷したほうが格段と見やすい!これで色々選んでもらうのを楽しんでもらえたと思います。こんなのが作れるのも、よろずサークルならではですが、BLとかでいろんなカップルでお話を書いている人にもこれを作ってもらえると私は嬉しいと思うので、作ってみようかなと思う方は是非真似っこして欲しいです。
(ブックカバーも私が欲しいから是非真似して欲しい)

ちなみにチャートテストで選ばれた番号を見本誌にくっつけることで、わかりやすさをアップ
チャートテストの最後にタイトルだけじゃなく書影を入れたのは友人の日和見堂明子さんの助言から。クレバーなお友達がいると助かります。

購入者特典を3種類用意しましたが、日付が入ってるので早く配布したいと焦っていたダイアリーは2部ともはけました(笑)
ミニノートと豆本はぼちぼち出たので良かったです。ミニノートはまた作るので、広島の方もらってくださいませー

無料配布のブックカバーは100部以上無料配布本も140部程度配布することが出来ましたが、目を合わせてご挨拶して「無料でお配りしてます、よろしければもらってください♪」とにこやかに配ったら結構な打率でもらってもらえました。(もちろんもらってくれない人もいるが)

貰ってくれた皆様、ありがとうございます♪

そしてそして、今回の売上!

豆本はお一人で複数購入してくださる方もいらしたので、15冊も出ました!
そんなこんなで文学フリマ福岡9の頒布は、合計44冊となりました!購入くださった皆様、ありがとうございました!

今度は2月の広島でお会いしましょう!
全くのアウェイなので、出会いが楽しみです🎵

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