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子供を産むと体形は崩れるのか?

結論「崩れます」
と簡単に言い切るとあんまりだと思うので、その根拠を書いておく。

出産は事故と一緒だという。
お腹を痛めて産んだ子なんてよく言うが、痛めなかったとしても身体にはダメージがある。
当然だが、痛みの問題ではない。
体の中から栄養を奪われ、与え、保護しながら育てる。

臨月になれば腹囲は1メートルほどになる。(個人差はある)
私の場合は117センチにまで成長した。(双子なので)
当然クリームを塗っても縫っても追いつかず、妊娠線は出来たし皮膚は伸びた。

皮膚は風船のように、一度伸びてしまえば完全には元に戻らない。
(ケア次第だけど、完全に戻った人を見たことは無い)
ちまたで通常分娩より楽だと言われて炎上している帝王切開は、一生残る傷跡が出来る。これを理解してない人が多い。

しかも切って縫うと縫合した辺りが薄くなるので、何かあれば子宮が破裂する恐れもある。(知らない人もいるだろうけど)

何度も言うがどんなに上手い人が切っても、経過が良かったとしても、傷は一生残る。
また骨盤やそのほかの骨や関節の位置が変わってきたりもする。
(骨盤底筋に損傷を受けたりするので、尿漏れなども起きやすくなる)

これは通常分娩もそうである。
なんなら会陰切開などを行う事もある。
(出口を切るのだ。もちろん麻酔は使わない)
大事な部分を切るのである。
すぐに縫合しても後に痛くなるし、しばらく座るのも辛い状態になる。知らない人は知らないが、半数位の妊婦は切られてると思う。

なので、巷でいくら
「奇跡の○○才!」と騒がれていたとしても、その人が経産婦でなければ話を割り引いて聞くことにしている。
だってお産の経験がないなら、アラカンの素人の人でも(努力している人は)きれいだから。
(多産の20代より綺麗な体の70代などざらにいる。むろん美しさの基準など様々なのは置いてても、崩れのないラインは維持しやすい)

こればかりは産んでない人はリアルに実感できないと思うが、出産経験と美しい身体の維持はなかなか両立しにくい。

だからこそ、努力しがいもあるってものではあるのだけどね。

しかし努力することが全てでもないし、ラインの変わった体が醜いわけでもない。
私は私の理想を(ハードル高くても)追いたいだけなのである。

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