見出し画像

ク〇みたいな先生はパブリックエネミーではないか?という話

うちの息子たち(双子)の兄は割合記憶力が良くて、弟は興味あることしか覚えていない。特に先生の名前は忘れていることが多い。

そんな二男が一人だけ覚えている先生がいるらしい。
仮にT先生としておくが、そのT先生(家庭科)はなかなか大人げない先生らしかった。(年配の女性の先生)

ある日クラスでも騒がしい男子の製作途中の物が無かったらしい。
「無いんですけど」と言ったその子にT先生は
「どうせ家にあるんでしょ。忘れたら授業は受けられんよ」(意訳)と言い放ったそうだ。
本人は
「家にはない、学校においてるはずだから先生が持っているはずだ」と主張したらしいが聞き入れられなかった。
その彼をT先生が小一時間ほど説教しているうちに授業は終わったらしい。

その次の家庭科の授業の時に事件は起こった。

前回散々な目に遭った彼はやはり製作途中の課題が無く、学校にあるはずだと探していたところ――T先生の机の中から見つかったそうだ。

当然彼は前回の説教があったので、T先生を問い詰める。

その彼に先生はひとことも謝ることなくこう言い放ったらしい。
「そんなに怒らんでもいいやん」

どの口が言う?

その後T先生は再び逆切れしだし、その挙句職員室へと消えてしまった。大人げないにもほどがある。
結局その後職員会議となり、授業は自習となった。

二男はなかなか人の好き嫌いが多いようだが、今回は普段あまりいい気持ちで付き合っていない彼に対してかなり同情したらしい。
ちなみに二男には人格者の友人がいて、彼女はたいていの先生は良いところを見つけるそうだが、その彼女ですら「あの先生はク〇(自主規制)」と言い放っていたらしい。

とまああり得ない先生の話だが、割とどこでもよく聞く話かもしれない。どうして先生と言う人種にはバグのようにこういった輩が紛れ込んでいるのだろうか。私はいつも不思議に思う。

で、少し考えたのだが、このT先生はなかなかの害悪であると思うが世間に出たらこんなモンスター的な人間はまあまあ存在する。
一人も見たことが無い!と言う人は稀なのではないだろうか。

一人いやな奴がいると、その周りは団結する。
それは敵国を倒すために自国民が団結するのに似ている。

となるとT先生の存在は彼らにとってのパブリックエネミーであり、共通の敵を持つことによりクラス、ひいては生徒たちが皆団結することが出来るのかもしれない。
ちなみに先生たちの間でも問題視はされているらしい。

色んな意味で汚れ役を引き受けてくれているのかもしれないなと思った次第である。

いいなと思ったら応援しよう!