【わたしの恋人】 作:藤野恵美
読書記録
【わたしの恋人】 作:藤野恵美
この作品は3部作の1番目。
左から、
①わたしの恋人
②ぼくの嘘
③ふたりの文化祭
今回は、第一弾ということで『わたしの恋人】を紹介します。
〜あらすじ〜(本書裏面参照)
彼女いない歴=年齢、高校1年生の龍樹は、保健室で出会った女の子の「くちゅんっ」というくしゃみに恋をした。そんなに可愛いなんて、反則だろ。龍樹から告白された森せつなは、ちょっと不安になる。「本物のわたしを知ったら彼は幻滅するかも」。つきあい始めた二人、些細な行き違い。しかしのびのびと育った龍樹に触れ、頑ななせつなの心が次第にやわらいでゆくー。爽やかな初恋、駆け抜ける青春。永遠のラブストーリー。
内容は高校生のラブストーリーですが、大人になっても『本当の私を知ったら幻滅するかもしれない』と臆病になることありませんか、、、⁇
物語としては、そこまで内容は重くはありません。
ですが、とても濃いです。
他の人から見たら恵まれている、龍樹。
家庭環境にコンプレックスを抱いている、せつな。
2人の描くストーリーは現実で人を好きになった時に、一度は経験するであろうことがありありと描かれていると思います。
だからこそ、高校生のラブストーリーですがとても入り込んで読める作品でした。
きっと読んでいただくと共感できる部分がたくさんあると思います。
ぜひ、ご興味のある方は読んでみてください。
余談ですが、もしも読まれるのであれば解説まで読んでいただくことをお勧めいたします‼︎笑