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いじめかもしれない!子供への対応編

こんにちは。志賀です。
本日のテーマをお伝えします。
「いじめかもしれない!子供への対応編」です。
いじめかもしれない時、
子供たちへの初期対応について、
皆さんと一緒に
考えたいと思います。
ポイントは「セロトニン」と
「いじめの定義」になります。
宜しくお願いします。

自宅で子供の様子がおかしい、
いつもより元気がない、
そっけないかと思うと、
いつもより甘えてくる。
話を聞こうとしたら、
「学校に行きたくない」と言っている。
もしかしたら学校で
嫌なことがあったかもしれない。
皆さんはこのような時、
どうしますか??

私は小学校の先生になる前までは、
学童の先生をしていました。
その時に担任をしていた
Bさんという1年生の
女の子がいました。
妹と弟がいて、いつもお世話を
しているとのことでした。
いつも学校や家族のことを
たくさんお話してくれます。
真面目でしっかりしていてる、
とても明るい子でした。

2学期が始まり、
10月くらいになった時でした。
Bさんはいつもなら学校の話や家族の話を
たくさんしてくれるのに、
まったくしてくれません。
話しかけても、「勉強するから」と言って
距離をおかれてしまいました。
おやつも残していて、
遊びの時間は一人で校庭の隅にいます。
表情が暗かったので、
私は何かあるかもしれないと思い、
一緒に遊ぼうと誘って、
部屋でオセロをしました。
私が「学校で何か嫌なことでも
あったの?」と聞きました。
Bさんは「あったけど我慢してた。」
「けどもうだめかもしれない。」、
「明日は学校に行きたくない。」と
泣きながら話してくれました。
さらに詳しくBさんに
話を聞いてみると、
「隣の席の男の子から無視される。」
先生がいない時に
「たくさん叩いてくる。」と
話してくれました。
私は「それは悲しかったね、
辛かったでしょう、
勇気をもって話してくれて
ありがとう、一緒に解決しよう。」と
Bさんに伝えました。

確か慶應義塾大学の
脳神経外科の研究だったと思います。
(資料をなくしてしまいました、
違っていたらごめんなさい)
「強い不安感を感じていると、
側坐核の周りの神経細胞、
シナプスからのセロトニンが抑制される」
との研究結果がありました。

もしかしたら「学校に行きたくない」は、
場合によっては
強い不安感が原因となり、
「抑うつ状態」で、
感情が極端に落ちてしまい、
活動することが難しくなっている、
子供からの緊急事態で、
助けてのサインかもしれません。

いじめ防止対策推進法の施行により、
平成25年度から
いじめは以下のとおりに
定義されています。
文部科学省からの引用となります。
「いじめ」とは、「児童生徒に対して、
当該児童生徒が在籍する学校に
在籍している等当該児童生徒と
一定の人的関係のある
他の児童生徒が行う心理的又は
物理的な 影響を与える行為
(インターネットを通じて
行われるものも含む。)であって、
当該行為の対象となった
児童生徒が心身の苦痛を
感じているもの。」とする。

「子供がいじめだと思ったり、
感じたりして、それが続いたら
いじめになる」という意味です。
子供が学校に行きたくないと
言っている、
学校に対してとても強い不安を
感じているなどの場合は、
何かあるかもしれません。
詳しく子供の話を
聞いて頂きたいと思います。

いじめかもしれない時の
子供たちへの対応について、
皆さんはどう思いましたか?
いじめのケースは様々ですので、
絶対にこれで解決できる
というものはありません。
1つの考え方として
記事を読んで頂ければ嬉しいです。

読んで頂いて、
さらにスキやフォローをして頂き、
さらに引用や紹介をして頂き、
さらにコメントをして頂き、
誠にありがとうございます。
とても嬉しいです。
私も皆さんの記事を
楽しく読ませて頂いて、
勉強になります。
次回は引き続きいじめに関して、
学校への対応について、
皆さんと一緒に考えたいと思います。
宜しくお願い致します。

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