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“秋の七草”と「神無月」の由来とは?【月の書〜2024年10月】

秋に野を彩る草花として万葉集にも記されているのが萩(はぎ)、芒(すすき)、葛(くず)、撫子(なでしこ)、女郎花(おみなえし) 、藤袴(ふじばかま)、桔梗(ききょう)。

「神無月の書(2024)」は、これら"秋の七草"をモチーフに書きました。

「神無月の書 2024」
書・絵:紫風晄禎


ちなみに神無月という名称については、アイドルグループの如く"GOD47"のように呼ぶかどうかは知らないけれど、とにかく日本中の神様が出雲の国で開催される神様界の会議に出るそうで、その間、出雲以外の国では神様がいなくなるから「神無月」、逆に出雲はこの月を「神在月(かみありづき)」と呼ぶ…という風に聞いたことがありますが、どうやら俗説に近いようです。

はっきりした由来はわかっていませんが、神無月の「無」は「~の」の「の」に当たるというのが有力で、「神無月」はつまり「神の月」という意味だそうです。

その説では「水無月」も同じく「水の月」という意味になりますね。

私にとって、秋はいちばん好きな季節。

日が暮れると聞こえてくる虫の声を聞きながら、墨の香りのする部屋で本を読むのが最高の贅沢です。

みなさんも素敵な秋、満喫してくださいね!


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