「おもしろい」ってなんだっけ?【プランナー言葉の雑談vol.5】
みなさん、「おもしろい」って日々どんなときに感じますか?
「おもしろい(面白い)」の語源を調べてみると、「面」は目の前、「白」は明るくはっきりしている様子という文字通りの意味で、「目の前が明るくなった状態」のこと、つまり目の前の美しい景色という意味があったようです。さらに意味が転じ、明るい感情全般を表すようになり、今日使われる意味での「面白い」の意味になったそうです。
改めまして、シフトブレインプランナーの今泉です。
今回は、日々企画において「おもしろい」を思考するプランナーが、「おもしろい」をどう捉えているのか、取り留めもなく話してみました。取り留めもなくなりすぎたので(笑)、後日私が今回の雑談をかみしめて思ったことも一緒にまとめています。
「おもしろい」について、一緒に考えていただけたら幸いです。
プランナーチームのメンバーはこんな感じ。
ジョン:娘と息子とテニスが生きがい。金髪でロン毛。
うらかわ:日本寂しがり屋コンテストで3連覇。本がすき。
しばげん:酒の奴隷。写真がすき。
今泉:日本をうろうろしながら暮らす。キャンプがすき。
「おもしろい」は全ての人間が持つ根源的な欲求なのか。
今泉:「おもしろい」って、簡単な言葉だしよく使うけど、案外難しいよなって昔から思ってて。というのも、自分でおもしろいと思ったことを人に話しても相手はきょとんだったり、逆にみんなのおもしろいから置いてけぼりになることもあったり。
しばげん:うん。うん。
今泉:みんな「おもしろい」とどう付き合っているのかなとか、普段語る「おもしろい」ってなんなんだろうなっていうのを、今日は話してみたいなと思ってます。早速なんですけど、みなさん、おもしろいってどんなときに思いますか?
しばげん :予想を裏切られたとか、そうきたか、みたいに思う瞬間ですかね。色々あるうちの1つだと思うんですけど。
今泉 :驚きがあることが、おもしろいにつながるということですか?
しばげん :うん、驚きとか。自分の思考の範疇を超えてくることに出会ったときに、おもしろいなとか、興味深いなと思います。
今泉 :なるほど。なんか一般的に「おもしろい」って言葉を聞いたときに連想するのって、いわゆる「お笑い」みたいなひょうきんさだったりもするじゃないですか。
しばげん:確かに、お笑いのこうくるのはわかってるけどそれが面白いっていうお約束ってありますよね。僕はお笑いの中でも一捻りあるというか、そういうジャンルのものの方が好きな気がします。
今泉:勢いで笑わせるものではなく…?
しばげん :そうですね、シュールっぽいものの方が好みです。やっぱり「笑い」という意味でのおもしろいでも、自分の中に驚きがあることを求めている気がします。
今泉:なるほど。 ジョンさん、うらかわさん、どうですか??
うらかわ :おもしろいってさ、色々なものがあると思うんだ。例えば、デザインが好きな人は素敵なレイアウトを見たときにおもしろいと思うだろうし、別の人は、 全く別のおもしろいがある、みんな、おもしろいの範疇は違うよね。でもさ、おもしろいっていう感覚を全くもってない人間っていないと思うんだ。逃れられないと思うの。
今泉 :ほうほう。
うらかわ:俺のじいちゃんって全然おもしろくない人だったんだけど(笑)。春にさ、公園にばあちゃんとじいちゃん連れて行ったの、3人でバス乗って。 その日、ものすごい数の桜がさ、ブドウみたいに垂れ咲いててさ、それをみたじいちゃんが急に大笑いしたんだよね。たぶんはじめて笑ってるところを見た(笑)。あ、この人もおもしろいって思うことがあるんだって。
今泉:その桜の様子がおもしろかったんですかね?
うらかわ:んー何がおもしろかったかは全然わかんなかった(笑)。でも人間みんな、自分なりのおもしろいが必ずある。おもしろいって感覚がないと人間、生きていけないんじゃないかとさえ思ってる。
インプットとアウトプットのおもしろいは、必ずしも一致しないかもしれない。
うらかわ:ちょっと話外れちゃうかもだけど、自分が見てておもしろいと思うことと、自分が出力するときの表現、コピー書いたり、企画するときの相性が合致してない時があるなと思うんだよね。
ジョン:ん、どういうこと?
今泉:つまり、インプットとアウプットプットのおもしろいの違いの話ですかね?
うらかわ:そうそう。例えば、すごい芸術的な、絵や映画を見るのが好きだったとするじゃん?でもその人はそういうものをつくろうと思っても、全然つくれない。でもふざけたコントを書くのはめっちゃうまい!みたいな。自分のおもしろいと思うストライクゾーンが、自分の表現が必ずしも一致しないって思ってるの。
今泉:なるほど。
うらかわ:その人がおもしろいって思うものが、アウトプットする価値と必ずしも≒ではないと言うか。自分は全然おもしろいと思わないけど、他の人がおもしろいと思ってくれることをアウトプットできることもあるんじゃないかな。あまり自分で、おもしろいの範囲を決めすぎちゃうと、それを超えたものが出てこないくなっちゃう気がするんだよね。
今泉:自分好みのインプットを広げても、アウトプットするものにはあまり影響しないということなんでしょうか?
うらかわ:多分、違う川なんじゃないかな。 どこかで接続はされてるかもしれないけど。パワーというか別のエンジンがあるんじゃないかなって思ってる。
今泉:確かに。インプットとアウトプットのおもしろいのエンジンが違う気はしますね。元々、おもしろいは一人でも完結するものなのか、誰かに共有することによって生まれるものなのか、みたいなことも問いとしてあったんですけど、それもインプットとアウトプットのところに関わってきそうだなと思ったりしました。皆さんのおもしろいは、誰かに共有するみたいなことが含まれてますか?
うらかわ:そうだね。うん。
ジョン:含まれてるね。
今泉:1人でおもしろいって思うことってあります?
うらかわ:本読んでるときとか。
今泉:本も、著者との対話な気もしますよね。
うらかわ:そうだね。読者だからね。閉じられたおもしろいってものはないような気がするんだよなあ。例えばこう、1人で妄想してたとして、それで笑ってたとしても、なんか閉じこもったものではない気がする。
今泉:私は空想だと1人かもって思いました。例えば、私はこの間、洞窟を歩いてて、色々な種類の水の音が聞こえたんですけど、 その音のリズムが違って、なんか音楽みたいに聞こえてきて、すごいおもしろいなって。それは1人完結型のおもしろいなのかなって思ったんです。
うらかわ:でも、あれじゃん?外のさ、音にこう影響されてるわけだから、広がるというか。
今泉:あ、人間との関わりが関係あるのかなって。
うらかわ:あー、そういうこと。
今泉:しばげんさん、最初に発見があることがおもしろいっておっしゃってたと思うんですけど、それは一人でも完結しますか?
しばげん:人が関与しなくてもそういう思うことはあるし、僕そう思ったものを写真撮ってるつもりなんで。それは全然あるんじゃないですかね。
今泉:それは、写真を人に見せなくともですか。
しばげん:でも、やっぱ結局なんやかんやインスタであげてるから、共有はしたいのかもしれないですね。いいと思うか悪いと思うかは受け手次第だと思いますけど。自分はこういう風なものがおもしろいと思って写真撮ったよ、みたいなことは、 世の中に共有したいと思ってるんだと思います。
参加型の「おもしろい」と劇場型の「おもしろい」。
今泉:おもしろいについて考え始めた時期ってありますか?
うらかわ:いつから考え始めたかは全然わかんないんだけど、無意識的におもしろがる自分の傾向に気づいたのは、高校生ぐらいだったのかな。中学生くらいまでは見るおもしろいがメインだったんだけど、高校ぐらいから、自分でふざけてコントをつくったりとか始めたの。
ジョン:そんなことやってたの?
うらかわ:あと、おもしろい遊びを自分でつくったりもした。
今泉:ジョンさんは昔からおもしろいことを考えるのが好きで、よくやってたみたいなことを、前おっしゃってたと思うんですけど。それって、どんな感覚だったんですか?
ジョン:承認欲求じゃないかな。自分がおもしろいだろうと思ったものを言うことで、笑ってくれたら勝ちみたいな。
今泉:笑ってくれたら勝ち…。
ジョン:笑ってほしいっていう感覚だったんじゃないかな。おれは、自分で何かをするとかではなくて、人にやってもらってた。お前がこういうの言ったらおもしろいからやってみなって、授業中や昼休みにみんなの前で一言言ってもらう、みたいな。
今泉:黒幕みたいな感じですね。
うらかわ:なんか自分と全然タイプが違うと思った。俺はみんなでこれやろうみたいなかんじ。「今思いついたんだけど、ウホウホバナナっていう遊びやろ!みんなでゴリラの真似して、自分のタイミングでバナナって言って、そのバナナって言うタイミングが合ったら勝ちね!」「何それ」みたいな(笑)。
今泉:ウホウホバナナ(笑)。
うらかわ:うん、「こういうときはこういう風にする」みたいなシステムを考えたり、「先生を今から迎えに行ってくるから、みんなはトイレットペーパーでミイラになっといて!」みたいな。俺はいつも参加型なのかも。
ジョン:そうだね、タイプが違うね。
今泉:ジョンさんが自分でやらずにやらせてたのは、どんな意図だったんですか?その人がやるからおもしろいっていう視点があったわけですよね?
ジョン:そうね。自分は別に表情豊かじゃないし、演じて何かをできるタイプでもないから、 自分が思いついたことを1番的確にできそうな人をチョイスして、自分が言うよりアイツが言った方がおもしろいよなとか。そんな感覚が、自分の中にあったんじゃないかな。
うらかわ:でも、そこに承認欲求があったわけ?
ジョン:あるある。最終的に認知してくれたらいいなっていう。
うらかわ:猛獣が玉のりを披露したあと、最後に出てきて私が調教いたしましたって挨拶するみたいな?
ジョン:そこまで表に出ようとも思ってはなかったけど。まあ、でも、感覚的にはそうかもしれない。
今泉:なるほど。 しばげんさんはどうですか。おもしろいをつくるみたいなことって?
しばげん:僕は自分で何かつくるというほどのものでもないですけど…。例えば、ドライブしてるときに、運転手も楽しめる遊びを考えようみたいな、誰かが取り残されることなく、みんなで楽しめるようにって考えているかもしれないです。
今泉:取り残されない。これもうらかわさんの言う参加型なのかな。
しばげん:あとは、会話の中でおもしろいって思われるのは、やっぱり嬉しいですね。
今泉:たしかに、会話の「おもしろい」もありますよね。複数人で意識的につくるおもしろいと、その場で偶発的に起こるおもしろいがあって、みんなそれぞれに好みというかタイプがあるのかもしれないですね。
インプットが狭い方がアウトプットは広くなる?
うらかわ:つくる側というか、おもしろいを提供する側になったときに、「おもしろい」ってなんなんだろうって考え始めたような気がするんだよね。
今泉 :それはさっきおっしゃってた高校生のとき?
うらかわ:そう、世の中にあるおもしろいものがどういう風にできてるんだろうなとか。なんで俺はおもしろいって思うんだろうって。あれがおもしろいの原体験のような気がする。
今泉:つくる側の方が楽しかったんですか?
うらかわ:どうだろうね。なんかさ、ただ見てるだけだとさ、おもしろいって流れてっちゃうんだよ。自分の中で堰き止められない、保存できない。 例えば広告とかでコピーを見て、おもしろいなって思うことあるけど、強烈に残るのは、どうやってこれ考えたんだろうなって逆引きしてくっていうか。 自分という土壌の中に、その外側のおもしろいを植えるというか、根を張らせるような感覚。
今泉:つくる側の目線になったことで、「おもしろい」の種を自分にたくさん植えるようになったんですね。
うらかわ:そうだね。でもまあ、タイプなのかもね。俺、頭がそんなよくなくて手動かしたりとかしながらじゃないと考えられないから、そういう風に思ってるだけなのかもしれないけど。たまに思うのが、インプットとしてのおもしろいが狭い人ほど、アウトプットのおもしろいが広いのかもって思うときがある。
ジョン:えー、マジ?
うらかわ:ゴダールとかさ、ダリとかさ、ああいう人たちはさ、絵だけじゃなくていろんな表現方法でやってるじゃない?なんかインプットのおもしろいが狭くて、軸がしっかりしてるから、 アウトプットのメディアが変わっても、おもしろいものをつくれるのかなっておもったんだよね。
今泉:いや、でも、なんかそんな気もしますね。インプットが広い=なんでもおもしろいと思えるマインド、インプットが狭い=おもしろいのハードルが高いみたいな。だからアウトプットが洗練されるみたいなイメージを持ちました。仕事で企画をする上では、その種類は様々あれど、おもしろいということを考えていくわけじゃないですか。
うらかわ:うんうん。なんかね、ちょっと違う話になるかもだけど、広くするときって、あ、これおもしろい、これもおもしろい、こんなおもしろいもあった!みたいな感じで、水平に動くような感覚なのかなって。逆に1つのことを狭くインプットするときって、例えば何かの映画についてだとすると、この作品のおもしろいのポイントはもちろん、過去の作品だったり、監督のインタビューを読んだり、 もしかしたらこれの影響を受けているのかもしれないみたいなことを考えたり。深く潜る動きになるというか。
今泉:うんうん。
うらかわ:アウトプットするときって、深く思考することが多いから、水平に移動する方法は、アウトプットにはあんまり適用できない技術なんじゃないかなって思うんだよね。1つのことに深く潜るインプットの方が、アウトプットで何かをつくりあげていくっていうことにたいしては、 有効な方法なのかも。
ジョン:あー、そういうことか。なるほどね。
うらかわ:だから狭い方が広くアウトプットできるっていうのは、そういうこと。
ジョン:これで、ようやく理解できたわ。その狭さっていうのは、深さを伴ってるってことね。
うらかわ:そうそう、それ。
ジョン:であれば、それは本当にそうだと思う。深くいくと、 真理というか、本質にたどり着く確率が高いから、汎用性があるんだよね、多分。
深く潜ることは、おもしろいの初期衝動から離れていくのか。
うらかわ:でもね、俺、こういうふうに「おもしろいとはなにか」をあたまで考えてばかりいると、自分のおもしろいっていう感覚から、どんどん離れていってしまうんじゃないかって思うんだよね、ひねくれものだから。
ジョン:えー、ちょっと待って。もうわかんないぞそれ。
うらかわ :純粋におもしろいって思う感覚、衝動的におもしろいと思う感覚、それに対して、思考を深めていく行為はどんどん言語化していくことになるわけじゃない?これはこんな理由だなとかこうやってつくってるんだなとかさ。それはさ、おもしろいっていう初期衝動からはどんどん離れていく行為だよ。
ジョン:あー、そういうことか。
今泉:その過程はもうおもしろくなくなってるってことですか?
うらかわ:いや、俺の中ではおもしろい。だけどそれは、人間の根源的な誰もが持つ「おもしろい」感覚からは離れていってしまっているような気がする。
今泉:離れちゃうんですか?
ジョン:おれ千原ジュニアのすべらない話が好きなんだけど、あの人は多分、あの人なりに笑いの構造や理論なんかを研究して、こういう構成でこういうことを喋ったら笑うだろうっていう思考のもとにつくられている感じがする。一方で、ホリケンみたいな笑いは、もはや論理を超えて本人の感情の赴くままのお笑いのような気がして。そういう差なのかなって思った。どっちもおもしろいことに変わりはないんだけどね。
うらかわ:うんうん。
ジョン:本質に潜りすぎると、本人はおもしろいと思ってるのかもしれないけど、人はこうしたらおもしろいと思うでしょという、ある種の計算ができちゃうようになるのかな。
今泉:それは、アウトプットのときの話ですか?インプットのときの深さは、どんどん潜っていっても、おもしろいが継続しますよね?
うらかわ:俺ね。結構、冷めちゃってる自分もいるかもしれない。
今泉:冷めても、深く潜れるんですか?
うらかわ:うん、そうだね。楽しいとは思ってる。その作業は楽しいんだけど、おもしろいとはちょっと感覚が違う気が。言語化できない。
今泉:じゃあ、インプットのときの深く潜る作業は、おもしろいとはまた種類の違う感情になってくるわけなんですかね?
うらかわ:そうだね。だってさ、なんかさ、おもしろいことって真剣に考え始めたらさ、なんかもうおもしろいじゃなくて、なんか真剣じゃん?
ジョン:いや、わかる。
うらかわ:キングオブコントのネタもさ、全部おもしろいじゃん。でも、みんなあれ真面目に考えてるわけでしょ?そういう裏側はもうナンセンスというか。
しばげん:おもしろいからちょっと離れるけど深く追求しようって思うのは、その後にアウトプットをしたいって思うからなんですか?
うらかわ:うん、そうそう。例えば、サルゴリラの魚のコントも、魚って音から離れないようにしてるんだなとか、 ツッコミの人が言葉じゃなくて顔でつっこむのが流れを止めなくてよいなとか分析するじゃん。でもさ、笑いって分析したら絶対ダメだと思うし、なんかその失礼だなとさえ思うんだよね。
ジョン:ダメだとは思わないけど、でも、こういう仕事してなかったら、そんなことも多分思ってなかったよね。
しばげん:それってプランナーならでは感がありますね。僕は、直感的に写真撮ってて、その後のアウトプットはあんまり考えてなかったかも。それこそ広さを求めるというか、いろんなとこに触れがちなんですよね。
うらかわ:いや、俺はちょっと考え違くて。げんちゃんさ、広くいろんなものを撮ってるって言ったじゃん。だけどね、俺ね、その広さの中に狭さが絶対あると思ってて。共通する部分は絶対ある。
しばげん:あー、ま、それはあるかも。
うらかわ:だから、いろんなことに挑戦することは悪いことじゃない。どんな表現をしても必ず、なぜかわからないけど自分はこうしてしまう癖みたいなもの。もしかしたら、どんな仕事でもそうなのかもしんないけど。
今泉:深さの軸のつくり方は、ジャンル以外にもあるってことですよね。広さの中で共通する癖を見つけると、それが深さの軸になり得るという。ちなみに、深く掘り下げるのは、アウトプットにつなげる以外のときにもするんですか。
うらかわ:ま、あんまり意識してないかもね。自然と考えてたりするのかな。
今泉:インプットのおもしろいも、それを深めていく作業も、ずっとアウトプットが心の片隅にあるからっていうことなんですね。
ジョン:うん、そうだね。
今泉:そのアウトプットが片隅にあったのは、小さい頃からおもしろいを提供する側にいたからなんですか?
ジョン:いや、その時は全然、自分がおもしろいと思うものを感覚的にやってただけで。「これはなんでおもしろいんだろう?」みたいなことを掘り下げる行為は、この仕事をしてから。それを科学できてないと、再現性がないからね。
うらかわ:難しいよね。おもしろいってね、難しい。
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