見出し画像

再び、立ち上がるために。

久しぶりに図書館へ行った。前に読んだ本をめくってみたら、鉛筆でところどころに薄く線や丸印が書いてあった。その所を見てみたくなったので借りてきました。市内の医療系の学生が付けたように感じられます。

この本は、私にとっては今も『すご本』の一冊です。たぶん、三回くらい読んだかもしれません。
死を題材にしている本ですが、治る見込みの無い人に対しても、又その人を看護する人に対しても、強烈に残りの生に対して問いかけているのです。

一週間後には確実に死ぬ女性が、学生達と対話する場面がある。

忘れてはない。この時、
これから死を迎える若い女性は、このインタビューに人生最後の力を振り絞り、最後で最高の意志を見せたのです!
残り少ない自らの命を削ってでも、したいことが有ったのです。

この本を読んだら、今日何をしようかとか、「ぐだぐだ、言っている場合じゃ無くなる」って感じになりますね。

「死ぬ瞬間」「続、死ぬ瞬間」エリザベス・キューブラー・ロス著


この記事が参加している募集

こころの奥底にあるものを、書いていきます。