短歌 2023年6月自選五首
お立ち寄り頂きありがとうございます。
さて、もう月の自選五首をまとめる時期でした。
その前に、ヘッダーはシマトネリコです。とても綺麗だなぁ、何の樹かなぁと調べてみました。この木をお庭に植えられているお宅もあって、素敵だなと思います(ヘッダーのシマトネリコは街路樹です)。
短歌にすっかりのめり込んでいるので、六月は五月よりもたくさん詠みました。
公開しても問題ない分から選んだ五首になります。
それでは参ります。
遠い日のきらめきに指先で触れてモノクロの街に載せてみる色(suiu いちごつみ)
早朝の空気は澄んで吸い込むと生まれたばかりの希望の匂い
今はまだ告げないでいるさよならが結晶となり育つ夕暮れ(うたの日「今」)
黒鍵の並びのように少しずつ歩幅をずらして進む火曜日(うたの日「昨日の題からどれでも(黒)」)
あの夏に粘土で作った王国の鍵をぼくらはどこで失くして
旬杯に参加させて頂いたのもお気に入りです!
あと、最近は短歌の世界のお遊びだという「いちごつみ」に取り組む時間が多くて、楽しみや学びや、色々なことを受け取っています。
(いちごつみ、というのは、前の人の詠んだお歌から一単語(一語:いちご)をつみとって、その言葉を入れて歌を詠む、みたいなものです、私の理解が間違っていなければ)
新たな挑戦もこそこそと始めてみたり、楽しいです。
なるほど、短歌を詠むのに(あと介護もですが)忙しすぎて、最近noteの下書きを溜めておく時間がないのですね。理解しました。
のめり込んでいる短歌ですが、でも短歌だけに打ち込むのは良くない、といったようなことを、木下龍也先生の指南書で読んだので、他の活動も大切にしつつ過ごしたいと思います。
解説は特に無しです。
以上、六月の自選五首でした。
お読み頂き、どうもありがとうございました。
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