湯茶対応のポテンシャル


秘書時代、私が好んで、そして大切にしていた業務が

湯茶対応☕️🍵


秘書のメイン業務にボスの代わりに調整業務などで
お客様とやりとりをさせていただくことがあります。
しかし、間接的なやりとりだけでは
ボスにとって大事なお仕事のニュアンスだったり
お相手の方との関係性を掴むには
非常に難しいので、それはとても繊細な業務の1つであります。

そこで、絶好のチャンス。
そうそれは
お出迎え・お見送り
そして
湯茶対応。

その方がどんな方なのか
どんなビジネスのやりとりの最中なのか
ボスの中でどれだけトレンドなのか…
まさに湯茶対応は情報の宝庫✨

同じく
エレベーターの中でボス抜きでご一緒できた時などは
特に、お話をさせて頂かずとも、空気感やその方のご多忙状況などなど
感じ取れる絶好のチャンス。

その中でも初回の湯茶対応というのはとても緊張をし
そしてワクワクするものでした。

ノックをして、お茶(コーヒーやお水)をお出しする。
ふむふむ。。。なるほど、この感じならあの資料を念のため準備しておこう。
この流れだと○○部署の方の出番があるかもしれない。

お話すると柔らかい雰囲気なんだなぁー。
あれ?あんまり細かいことは避けられたい方なのかも
ボボボボボスの熱量が半端ない(もしくはナーンだって顔してる笑)

(服装やお持ち物から)おー贈りものはこんな感じが好まれるかも。
(メモの仕方や振る舞い方から)こういったビジネスの流れを好まれるのね。

などなど笑。
その後の調整業務やその方とのビジネスのサポートをより良いものにしていくために、
本当に絶好のチャンスなのです。

お辞儀をして、部屋を後にしてからは
ワクワクが抑えきれなかったり、念のための準備や情報を取りこぼさないように
するためにデスクに猛ダッシュしたものです。

※持論ですが、秘書と👠ダッシュはセットだと思っています。
私は運動神経は悪く、高校の体育教師からは
お前みたいなやつ初めてみたわ
というお言葉を賜ったことがあるほどなのですが、
常々、妄想の中で 全国👠ダッシュ選手権が開催されれば関西エリア代表には
なれるだろうと 確信していたものです。

それました。失礼。

また、
湯茶対応で何となく雰囲気が掴め お話かけさせていただくことが
失礼じゃないかもしれないときは
お見送りのエレベーターの中でアイスブレイクさせていただくことも☺︎
そこから色々とお客様と関係性を築くことができるのはとても業務に役立ち
トラブルがあった時にも信頼性を欠くことを回避することができたりも。

お好みを知ることができると、わざわざお茶を飲みにきてくださったりする方も
いらっしゃいました☺︎

秘書のお仕事で最も大切なのは
決してボスとお客様の信頼関係を左右しないこと。


最近は生産性が悪いとか
時代にそぐわないとかで、お会社の方針で、
湯茶対応をされない秘書の方もいらっしゃるとか。

私がついたボスの方々はおもてなしを大切にされていたこともあり
私は機会に恵まれてました。


新社会人の皆様の中には
お茶だしなんてめんどくさいと
湯茶対応を好まれない方もいらっしゃるかもしれませんが、
それは残念ですよ、そこのあなた。
情報を得て先手を打てる絶好のチャンスなのに勿体無い。

基本忘るるべからずと言いますが、
湯茶対応のポテンシャル、なめんなよ!
そんなお話です笑。

お暇中の元秘書O Lからは
本日は以上です。


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