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「翡翠を填めし鬼の譚」第三話

 ひことともに歩くかわ神社までの道中は、七つのどりには過酷なものだった。
 美鳥の背丈よりも高い草が生い茂った道なき道を、暗闇の中ひたすら歩くのだ。
 松明のような灯りはない。灯りは夜行性の獣を遠ざけることはできるが、野盗に居場所を知らせることになる。
 美鳥のさとを襲った野盗はすでにくびの郷から姿を消したと弥彦は言ったが、野盗はどこにでもいるものだ。とくに、人郷外れた山の中に、野盗の隠れ家はある。
 空の月は半分欠けていた。雲はほとんどないが、星は見えない。暗闇の中を手探りで進んでいるようなものだった。美鳥は弥彦と繋いだ手だけを頼りに、彼の隣でただひたすら足を動かしていた。
 どういうわけか弥彦はこの夜陰の中でも、自分がどこを歩いているのかはっきりと把握しているらしい。
 どこからか狼の遠吠えが聞こえた。
 梟のような鳴き声も響いている。
 日没頃から歩き出したものの、どれくらい歩いているのかはわからない。
 美鳥が草に足を滑らしたり、石につまずいて転んだりするたび、弥彦は黙って引き起こしてくれた。
 ただ、会話はほとんどない。
 草履の鼻緒で足の皮がこすれて痛くなった美鳥がぐずっても、弥彦は歩く速度をゆるめなかった。彼はひたすら前だけを見て歩いていた。美鳥はそれについていくしかなかった。
 奴奈川神社までの距離があとどれくらいあるのか、子供の足でどのくらい歩けば辿り着けるのかはいくら訊ねても教えてはくれなかった。
 初秋の寒さが身に浸みた。
 いくら歩いても身体が温まることはない。
 弥彦についていくのが必死で、叔母や家族の心配をする暇もないが、草で頬や腕に切り傷ができるたび、ほんのすこしの血の臭いで吐き気をもよおした。
 夜明け前、ようやく草が刈られた道に出ることができた。
 すでに稲刈りがすんだ田圃が広がるその郷は、人の気配がなく静まり返っている。
 あたりから焦げ臭いにおいがした。
 薄暗いので美鳥には辺りがよく見えない。
「酷いもんだな」
 低い声で弥彦が呻く。
 彼には、この郷の様子が隅々まで見えているらしい。
「だからあれほど討伐隊を出せと忠告したのに……」
 弥彦のぼやきは薄墨を流したような暗がりの中に溶けて消えた。

 美鳥が弥彦とともに奴奈川神社に辿り着いたのは、夕刻のことだった。
 ほぼ一日歩き通しだった美鳥は疲れ切っていたが、社務所の横にある井戸の冷たい水を頭からかけられて全身の汚れを落とし、用意された着物に着替え、ふらふらになりながら連れて行かれた部屋で大巫女に挨拶をし、さらに別の部屋へ連れて行かれてゆうの膳を目の前にして腹の虫を盛大に響かせた頃には、弥彦のことなどすっかり忘れていた。
 麦飯と冷めた汁物を食べてそのまま寝床で横になった美鳥は、翌朝になって弥彦の姿が見えないことをいまさらながらに気付いた。
「あねみこさま。やひこはどこですか」
 年上の巫女を姉巫女と呼ぶようにまずは教えられた美鳥は、五つ六つ年上の巫女に尋ねた。
「やひこ? あぁ、あのわらわね。あれは帰りましたよ」
「かえった? どこへ?」
かんばらひこ神社ですよ」
「じんじゃ? やひこはじんじゃのこなのですか?」
「そのようなものです」
 弥彦は奴奈川神社の子ではないのにわざわざ自分をここまで連れてきてくれたのか、と美鳥は驚いた。
 その日から、美鳥の奴奈川神社での生活が始まった。
 美鳥にとって、奴奈川神社での巫女修行は楽しいものではなかった。
 まずは字の読み書きと立ち居振る舞いを厳しく教えられた。
 叔母も同じような修行をしたのだと言われればなんとか我慢できたが、それでも叱られて落ち込むことの方が多かった。
 あまりのつらさに「うちにかえりたい」と美鳥が最初に弱音を吐いた日の夜、美鳥は大巫女の部屋に呼ばれた。
「お前はうちに帰りたいと言ったそうですね。でも、お前に帰る家はありません」
「……え?」
「野盗はお前の郷を焼き払いました。郡司殿の館も焼け落ちました。もう、あの郷にはお前の帰りを待つ者はいません。お前にできることは、ここで修行に励むことのみです」
「でも、おばさまは? さらわれて、どこかにうられたのでしょう? しゅぎょうがあけたら、わたし、おばさまをさがしにいきたいんです」
「三の宮の社の巫女は死にました。社の中に祀ってあった勾玉は野盗に奪われ、周辺はお前が身を隠していた社を残してほぼ焼け落ちました。あの野盗たちにはいずれ天罰がくだるでしょうが」
「しんだ……?」
「野盗は郷の者を皆殺しにしていったそうです。あの郷になんらかの恨みを持っていた者が野盗の中にいたのか、もしくは郷を滅ぼすよう野盗に頼んだ者がいたのかはわかりませんが、女子供や赤子にいたるまで、人という人はすべて殺したそうです。まったく、恐ろしいこと」
 死を口にするだけでけがらわしいといわんばかりに、大巫女は装束の袖で口元を隠して顔を顰めた。
「だれも、いない……のですか?」
「そうです。だから、お前は家を恋しがったりしないで、一人前の巫女になるため修行に勤しみなさい。良いですね」
「――――はい」
 こくんと頷いた美鳥だったが、腰が抜けたように足に力が入らなくなってしまっていた。
 家族が死んだことよりなにより、叔母がもうこの世にいないことの方が悲しかった。

 最初に美鳥の異変に気付いたのは、姉巫女のひとりだった。
「お前、ちっとも背が伸びないわね。食事はきちんと食べてるっていうのに、一年経っても姿がほとんど変わらないわ」
 育ち盛りの美鳥の身長が伸びないことを姉巫女は訝しんだ。
「髪だって伸びないじゃないの」
「そうですか?」
「痩せっぽっちのままだし。いやぁね。これじゃあここでろくに食べさせてもらえないまま扱き使われてる子みたいじゃないの。ほら、この芋煮をあげるから食べなさいな」
「ありがとうございます、姉巫女様。いただきます」
 せっかく姉巫女が椀いっぱいの芋煮をくれるというのだから、と美鳥はありがたく貰っておくことにした。毎日食べる物に困っていないとはいえ、腹いっぱいになるほど食べられているわけではないのだ。
 確かに髪がまったく伸びないことには美鳥も気付いていたが、背丈も伸びていないとは思わなかった。
 次に美鳥の変調を指摘したのは、一年ぶりに姿を見せた弥彦だった。
「へぇ。お前、本当にあれからまったく変わってないんだな」
 弥彦も人のことが言えるほど姿に変わりはなかった。
 彼は美鳥の異変を聞き付けてわざわざやってきてくれたのだろうが、久々の再会も美鳥には楽しくなかった。
「弥彦だって変わってないじゃない」
「我は人の姿をしているが人ではないからな。この姿の方が人と話しやすいから、仮の姿としてこの格好をしているだけだ」
「ふうん。じゃあ、普段はどんな姿をしているの?」
「いろいろだな。ここに来るときは烏の姿をしていた。翼を使って飛んでくる方が、足で歩くよりも速いし、まっすぐ飛べて便利なんだ。ただ、途中で鷹や鳶に追いかけ回されるのには辟易したな」
「なんで烏なの? 鷲になったら鷹や鳶にも負けないでしょうに」
「どんな物にでも化けられるわけじゃないんだ。烏にはなれても鷲にはなれない。犬にはなれても狼にはなれない。そういう決まりがあるんだ」
「誰が決めたの?」
「神様だ」
「なら、神様にお願いして、鷲にもなれるようにしてくださいって祈ったら?」
「断られるだけだ。そもそも我のようなしんがそんな身の程知らずの願いを持つなんて、考えただけでも罰当たりだ」
「願うだけならいいじゃない」
「駄目だ。人が好き勝手に願い事を祈るのとはわけが違う」
「人は、いいの?」
「良い。ただ、願ったところで願い事のすべてが叶うわけではないがな」
「――わたしの願い事は、ぜんぶ叶わないよ」
「そうなのか? お前はなにを願うんだ?」
「叔母様を生き返らせて欲しい」
「人を蘇らせるならよもひらさかまで行けばなんとかなるさ。ただ、その坂がどこにあるのかは我も知らんのだ」
「郷を滅ぼした鬼たちを討って欲しい」
「鬼にはようやく国司が討伐のための兵士を差し向けたが、連中はすでに越後から逃げたそうだ。丹波へ根城を移したという話だが、まだ討たれてはいないらしい。いずれは討たれるだろうがな」
「それはいつ? 明日?」
「明日は無理だろうが、丹波の国司に鬼たちをできるだけ早く成敗するよう伝えておいてやる」
「どこの国の国司様も、せいぜい鬼たちを自分たちの国から追い出すことくらいしかできないんじゃないかしら。いずれ都を荒らし回るようになれば、帝が討伐をお命じになるでしょうけど、きっとずっと先よ」
「鬼が討たれたら、お前の気が済むのか?」
「それはわからない。わたしは叔母様を黄泉平坂まで迎えに行ける方がずっと嬉しいわ」
「じゃあ、黄泉平坂までの道順を調べておいてやるよ。いつになるかわからないけどな。なにしろ、あそこまで行って帰ってきた神様は一柱だけだからさ」
 本気かどうかわからない約束をして、弥彦は彌彦神社へ帰っていった。
 さらに一年が経っても、さらに次の年も、美鳥の姿はまったく変化しなかった。
「美鳥、いとがわに翡翠を探しに行こう」
 美鳥が奴奈川神社で修行を始めて五年が経過した夏のある日、久しぶりに蒲原からやってきた弥彦が遠出に誘ってきた。
 大巫女の許しを得て、美鳥は少年姿の弥彦とともに糸魚川の河岸へと向かった。
 郷が野盗に襲われて五年が経つというのに、自分と弥彦は見目がまったく変わっていないことが奇妙であり、おかしかった。
 糸魚川は数日前の大雨で荒れていた。
 河岸は増水によってほとんど浸かっており、翡翠を探すことは難しかった。
「前はいつ来ても翡翠が探せたのに」
 岸辺の草むらに腰を下ろした美鳥は、土砂混じりの川を見つめながら嘆息した。
 周囲の景色はそう変わっていなかったが、懐かしさよりも寂しさが胸を締め付ける。
 川が増水していることは、さいわいだった。
 かつて叔母とふたりで楽しく翡翠探しをした光景を見ずに済んだのだから。
「そんなにここには翡翠が落ちてるのか?」
「それはもう、ごろごろと落ちてたわ」
「ご、ごろごろ?」
「そう、ごろごろ」
 翡翠がごろごろ落ちていると聞いて、弥彦の目の色が変わった。
 神烏を自称しているわりには、その辺りの光り物が好きな烏と変わらないようだ。
「小さい石だと勾玉が作りづらいってことで、買って貰えないの。でも、太刀の飾り紐の先に付けたりするのには使えるからって、都の商人は買ってくれていたわ。たいした値段ではなかったけれど」
「わ、我も大きな石ではなくていいから、翡翠が欲しいぞ」
 珍しく弥彦が身を乗り出して主張した。
「じゃあ、こんど探してみましょ。小指の爪くらいの大きさなら、すぐに見つかるはずよ」
「そ、そうか。じゃあ、また来よう!」
 やたらと乗り気な弥彦は、本当に翡翠が欲しいようだ。
 烏の性分なのかもしれない。
 奴奈川神社への帰り道、かつての故郷へ向かう細道を見つけた美鳥は、黙って目を背けた。
 もう誰も住んでいないのであれば、立ち寄ったところで虚しいだけだ。
(郷が滅びるなんて、珍しいことじゃない)
 美鳥が奴奈川神社で修行を始めて以降、他にも同じような境遇の見習い巫女たちがいることを知った。
 彼女たちは皆、運良く野盗の手を逃れ、人買いに攫われることもなく奴奈川神社に辿り着いた孤児だった。同じ境遇であることから、見習い巫女たちの間にはお互いを憐れむ風潮があった。
 それが美鳥には鬱陶しくて仕方ない。
 家族を失って五年も経つと、美鳥の心の傷は完全には癒えないものの、ほぼかさぶたで塞がりつつあった。
 なのに他の見習い巫女たちはいつまでもお互いの傷を見せ合うような真似をしている。
(わたしは――彼女たちとは違う)
 奴奈川神社へと戻る道を弥彦と手は繋がずに歩きながら、美鳥は自分に言い聞かせた。
 その気持ちを裏切るように、五年という歳月を過ぎても美鳥の身体はいっこうに成長する気配を見せなかった。

 糸魚川に翡翠がごろごろ落ちていると聞いて以来、弥彦は頻繁に奴奈川神社に顔を出すようになった。
 蒲原の彌彦神社からわざわざ神烏姿で飛んできては、美鳥に翡翠拾いへ行こうと誘う。
 大巫女が許してくれる限り、美鳥は弥彦と一緒に糸魚川へ向かった。
 川の流れが穏やかなこともあれば、荒れていることもあった。
 美鳥は幼い頃によく翡翠を拾った場所を覚えていたので、川の流れに注意をしながら川辺の砂利の中にあるはずの翡翠を探した。
 ところがどういうわけか、翡翠はひとつも見つからなくなっていた。
「どうしてかしら」
 目を皿のように広げて丁寧に石を退けながら探すが、小指の爪ほどの翡翠どころか爪の先ほどの翡翠も見つからない。
 叔母と訪れた際はあれほどごろごろ落ちていたというのに。
「川が全部海まで流してしまったのか?」
「そんなわけないわ。昔からずっとここで叔母様と一緒に翡翠を拾っていたんだもの」
 美鳥は日が暮れるまで弥彦とふたりで翡翠を探したが、やはり見つからなかった。
「前はあんなにたくさんあったのに……」
 なんど糸魚川を訪れても、翡翠はまったく見つからなかった。
 美鳥は数え歳で十二になっても、容貌は七つのときとまったく同じだった。
 その姿は成長して童女から少女へと変わっていく他の見習い巫女たちには不気味に見えるらしく、美鳥は奴奈川神社内ですっかり孤立していた。
 いまの美鳥に友と呼べるのは弥彦だけで、だからこそ七つのときに奴奈川神社まで連れてきてくれた礼として、小さくてもいいから翡翠を贈りたかった。
 翡翠を見つけられず、意気消沈して奴奈川神社へ戻ってきた美鳥を、その晩大巫女は部屋に呼び寄せた。
「また糸魚川で翡翠を見つけられなかったそうですね」
 大巫女はこの五年で老い、顔の皺が深くなった。
「はい……」
 がっくりと項垂れながら美鳥は返事する。
「お前がなんど糸魚川に通っても翡翠が見つけられないのは、お前が探すべき翡翠は糸魚川以外の場所にあるからでしょう」
「――糸魚川ではない、場所?」
 顔を上げた美鳥は、大巫女の言っている意味がわからず、首を傾げた。
「お前がまず見つけなければいけない翡翠は、かつてお前を助けるために奴奈川姫様が社からつぶて代わりに放った勾玉の翡翠でしょう」
「勾玉……」
 大巫女に指摘されてようやく、美鳥は五年前に野盗に攫われそうになったときのことを思い出した。
 小さな社の扉が勝手に開き、野盗の男のひとりの手にめり込んだ勾玉があった。
「分社にお祀りしていた勾玉の行方は、あたくしがずっと探させていました。あれは奴奈川姫様の分身でもある物ですから、いずれ取り戻さなければなりません」
「どこに、あるのですか?」
 勾玉が大切に社で祀るべき奴奈川姫の分身であることよりも、勾玉の行方を辿ればかつて郷を滅ぼした野盗を見つけ出せることに美鳥は血が沸くのを感じた。
「勾玉の礫はまだ男の手に食い込んだままです。男はそれを面白がって仲間に見せびらかしているのだとか。いまはいばらどうと名乗り、丹波の大江山に棲み着いているそうです」
「丹波――」
しゅてんどうと呼ばれる悪鬼たちとともに都を荒らし回っているそうです。いずれ帝が成敗なさるでしょうが、茨木童子が討たれる前に勾玉を取り戻さなければなりません。帝の手に渡ってしまうと、鬼の手に食い込んだ勾玉を面白がって帝が自分の物になさらないとも限りません」
「鬼の手についていた物なのに、帝が欲しがるのですか? 不浄ではありませんか?」
「勾玉ですから、帝は鬼の手に食い込んでいた物だろうが額にめり込んでいた物だろうが、頓着せず宮中に運ばせるでしょう」
 まるで帝をよく知る人のように大巫女は語った。
「お前は、茨木童子の手にある勾玉を、帝の家臣たちの誰よりも先に取り戻さなければなりません。それを成し得て初めて、お前の止まってしまった時は動き出すことでしょう」
「わたしが七つのときからちっとも成長しないのは、鬼が勾玉を奪っていったからですか?」
「あの社の中にはいま、勾玉の代わりにお前の魂が供物として祀られているのです。ここにいるお前は、魂のないただの抜け殻です。勾玉を鬼から取り戻して社に返さねば、お前の魂は社から出ることが叶わず、抜け殻のままのお前では糸魚川で翡翠を見つけることもできません」
「わたしが――抜け殻?」
 大巫女の指摘に、美鳥は自分の胸に手を当てた。
 心の臓は規則正しく動いており、肌にはぬくもりがある。呼吸もできているし、夏は汗をかき、冬は寒さで凍え手足はしもやけで痒くなる。風邪を引いたり腹を下したり頭痛がしたりと体調が悪いこともある。
 それでも魂だけが欠けた抜け殻だから身体は成長しないのだと言われると、すんなり納得できた。
「――わかりました。丹波へ参ります」
 目の前の霧が晴れ、向かうべき道が見えた気がした。
「大江山へ直接出向いても、童女のお前では鬼から勾玉を奪うなど到底無理です。まずは都の陰陽博士のところへ行きなさい。紹介状を書いてあげましょう」
「陰陽博士、ですか」
「かなり高齢ですが、お前が都に辿り着くまではくたばらずに待っていてくれることでしょう」
「はぁ。――ちなみに、お幾つですか」
「あたくしより二十以上は上ですね」
 どうやら陰陽博士は妖怪の類いらしい、と美鳥は判断した。
「弥彦も一緒に行ってくれるよう、彌彦神社に遣いを出して頼んでおきます。ひとりで行くよりは心強いでしょう」
「ありがとうございます」
 こうして、美鳥は都の陰陽博士の元へ向かうこととなった。

【次話に続く…】


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