Leitz Minolta CL & M-Rokkor 40mm f2.0 をお迎えした話、とKEKS KM02の紹介。
ここ最近(いや、昔から?)、デジタル写真をフィルムライクに現像するのが流行っているので、僕も真似してみたりするのですがそもそもフィルムの経験が皆無です。
なのでフィルムライク写真を見て真似しても「デジタル写真をフィルムに再現した写真ライク」な現像をする、みたいな感じで何を目指したいのかよく分からないなぁ、と感じている日々でした。
短くすると、フィルムライクライク、フィルムライク風、…、なんでもいいですけど。
フィルムライクな写真を見るのは好きだったので、いつかフィルムを始めてみたいと思っていました。
ちなみに「写るんです」は使ったことありますが昔すぎて全然覚えていません。
というフィルム撮ってみたいというモヤモヤの中でLeitz Minolta CL、M-Rokkor 40mm f2、KEKS KM02をお迎えしたお話です。
あとLeica M11とM-Rokkor 40mm f2の作例もあるよ。
📷初めてのフィルムカメラはHasselblad 500C/Mでした
唐突に話がズレましたが、先に500C/Mの記事を書くべきだったかも。
簡単に感想を言うとめちゃくちゃ良かったです。デジタルとはまた違う世界でした。何が良かったのかはまだ漠然としていますが今後深掘りしていこうと思っています。
まだ経験も浅く、デジタイズ(デジタルデュープという単語も聞く、どっち?)も一回しかしてないので、色がいい、ピントからボケの表現がいい、光と影のバランスがいいとか、それくらいしか分かりません。
ちなみに作例はYoutube動画としてアップしています↓
※HDRです
☝️なぜ「Leitz Minolta CL」を選んだのか
まず35mmフィルムも使ってみたい、が前提にあります。
ブローニーフィルムもいいけどでかい。
M型レンズを数本持っていたのでM型カメラであること
家にあるのはほぼVoigtlanderです。
レンズの種類が豊富だし、歴史は長いし、いまだに新作が出るし、小さいし、レンズアダプターさえあればどのカメラにも付けられるので使い勝手がいいですよね。
Voigtlanderが無かったらM型カメラは選択肢に無かったかも。
機械式であること
古いカメラが多いので電子制御系に不具合があったら怖いってだけです。
Minolta CLE はシャッターが押せなくなった、とかいう記事を見たので選択肢から外しました。
BESSA、Konica HEXAR RF、CONTAX G2も気になってはいましたがどうなんですかね?
どのカメラでも壊れる時は壊れますが…。
候補に上がったのはLeica M3、M6くらい
今から全てフィルムカメラだ!!って勢いなら買うかもですがいいお仕事してますね。※高い
初めてだしフィルムのコストもバカにならないので使用頻度が高くならない事は考えられます。
Leitz Minolta CLしかない?
サイズも小さくて良い。
デジタルカメラ、フィルムカメラの2台持って歩けそう。
と言うわけでLeitz Minolta CLにしました。
Rokkor40mmがついて8万ちょい。
レンズ込みで10万以内はこれしかない!?ない?
露出計に不具合有り、だったのも安い理由ですかね。
そもそも他に条件の合うカメラありますかね?
まぁ、でもM6かっこいいですよね〜。復刻版もあるし…。
💡露出計はKEKS KM-02
Leitz Minolta CLの内蔵露出計が正確に動いていなかった&そもそも動いていてもいずれ動かなくなるだろう、ってことで露出計を買いました。
スマートフォンアプリでも良かったのですが、スマホをポケットから取り出して、アプリ起動して、設定見て、またポケットにしまって、からのカメラ設定、までの一連の行為が面倒だったのでカメラに付けるタイプのこちらにしました。
黒色もあるのですが在庫がなくてシルバーにしました。
カメラボディが黒なら黒がいいよね。
2023年2月15日に発売された小さい露出計です。
絞り優先、SS優先のどちらかを選んでISOを選択できます。
あと、これはいいと思ったのは必要な最大最小のF値とSS値を設定できること。※3つまで。
カメラやレンズによって必要ないF値、SS値は外すことができます。
レンズやカメラを頻繁に変える人だったら全部表示しておいてもいいかもですが。
巻き上げレバーと接触する心配もありましたがホットシューの取り付け位置を変えられるので問題なしでした。
フィルムを3本くらい使いましたがまだ一回しか充電してません。
測光ボタンを押せば反映される通常モード、ボタン長押しで連続測光モードに切り替えたりもできます。
商品詳細に「20時間以上継続的に計測」と書かれてるけど連続測光モードで20時間以上使えるってこと?
あとLeitz Minolta CLのホットシューだとちょっとゆるいのでなんとかしたいところ。よく見たら若干広がっていたのでペンチで少し絞めたらピッタリ入りました。
なんか長くなってきたのでまた別途記事書いた方が良さそうな?
📷Leitz Minolta CLについて
いろんなところで紹介はされているので詳細は省きますが先に知っておいて良かったところを書きます。
シャッターボタンの位置
通常のカメラよりシャッターボタンが内側にあって押しにくい、といった記事を見ましたが、全然気になりませんでした。むしろグリップ、サムレストがないので深く持てるから安定します。
40mm, 50mm, 90mm以外は使えないのか?
ブライトフレームが通常表示だと40mm, 50mmが表示されます。90mmレンズを付けることで90mmのフレームが表示されます。
さらに外側も見ることができ35mmの範囲だと言われています。若干見にくいけどまぁ見れるから良し。
ちなみに90mmのブライトフレームはめっちゃ小さくなります。M11でピント合わせしたことあるけどモニター見ないと無理ですよね?
なので35, 40, 50, 90は使える。あとは想像することで使える。
縦吊りカメラ
あまり気にしてなかったけど縦吊りカメラです。
色々探したり付けたりしたけど2台持ちする前提なので大きいポケットに入れることにしました。※他の記事で紹介します。
縦吊り自体はSigma FPみたいで結構いい。
SS1/60のみフラッシュが使える
Light Pix Labs FlashQ Q20II使えました。
もうちょい小さいフラッシュがあると嬉しい。
巻き上げスプールのフィルムを挟むところが割れやすい
写真を撮るの忘れてフィルム入れてしまった…。検索してみてください。巻き上げ方向と逆にフィルムを入れると割れるそうです。
電池の電圧は1.35vにしましょう
内蔵露出計が動いてること前提ですが、専用電池はもう売っていないので変換アダプターが必要です。電圧が違うとショートする&露出計が振り切れるそうです。
露出計が動く素晴らしい個体に当たった人は以下の電池を買いましょう↓
🖼️長くなりましたが作例です!
フィルムは全てKodak Gold 200 デス!
Leica M11とM-Rokkor 40mm f2
開放多め
夜のLeica M11とM-Rokkor 40mm f2
あとがき
以上になります。
初めてのフィルムカメラ、1973年登場の51歳(この記事は2024年)のカメラだったので上手く写るか心配でしたが出来上がった写真を見ると素敵な仕上がりでほっとしました。
他にもNDフィルター使ったり、Voigtlander 90mm f2.8使ったり、使えるレンズフードも追加で買いました。
まだまだ書き足りないのでまた別の記事にします。
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